「イビデン上方修正、半導体関連株軸に日経平均上昇」
8月5日の日本株は上げました。米国市場で半導体関連株が大幅高になった流れを引き継ぎ、日本でも半導体関連株が上昇して日経平均を押し上げました。
イビデンが前日に決算を発表、上方修正を発表しました。イビデンの株価が大幅高になり、半導体関連企業の業績好調を評価する動きが強まりました。
イビデンは27年3月期の営業利益を1270億円(従来予想900億円)に上方修正しました。要因を会社側公表資料から抜粋して掲載します。
◎ AIサーバー向け製品及び汎用サーバー向け製品に加え、スイッチICの需要拡大も見込む
◎ 需要が業界の供給能力を上回る状況、高付加価値品を中心に販売価格は堅調
◎ 材料調達リスクは期初対比で減少、既存生産キャパシティを柔軟に活用し、顧客需要に対応する
「電子材料セグメント」の営業利益が従来の750億円から1100億円に上方修正されました。全社の上方修正も、ほぼこの分野の動向で説明できます。
この350億円の上方修正分を要因別に分けると、数量増加はわずか30億円です。圧倒的に大きいのは「売価・製品構成」で265億円を占めます。つまり「価格上昇」が増額修正の主要因です。
今回の業績拡大のキーワードは「テックインフレ」です。半導体材料の供給不足感を受けて、購入先が価格上昇と引き換えに大量に材料を調達、材料の供給先には多大なメリットが生じている、今回の4-6月期決算の特徴を色濃く映します。














