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「4-6月期電子設備・材料受注急増→個別株人気活発」

「"水増し発注はないか"―――今後の点検が重要に」

 

8月4日の東京株式市場は、個別株物色中心の展開となりました。決算内容を好感して大幅高になる銘柄が目立っています。

 

例えば、プリント基板に電子部品を装着するロボット=チップマウンター(電子部品装着装置)を主力とするFUJI(旧富士機械製造、6134)です。

 

FUJIの4-6月期の受注高は857億円(前年同期比+96%)に拡大しました。前年同期比で約2倍の伸びです。AIサーバーの基板を加工するために使われるFUJIのチップマウンターに対して世界から受注が急増したことを示します。

 

FUJIの27年3月期の営業利益は600億円(約2倍増)に上方修正されました。1株利益は500円(従来370円)の見通しです。

 

昨日のFUJIの終値は7445円でした。従来の利益計画では予想PERは20倍程度でしたが、上方修正によってPERが15倍割れに低下しました。「この業績水準なら割安だ」と感じた投資家の買いが先行しました。

 

やや高めのPERの企業の業績が上方修正され、その結果、株価の割安感が出て、新たな買い手が参加する、この循環が効けば理想的です。

 

4-6月期におけるAI関連部材に対する需要の急増を受け、上方修正が活発化しています。今回、供給面に不安が生じた様々な部材への水増し発注が発生していないか、仮需の面はないのか、下半期に向けての点検は重要になります。

 

                ☆

 

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