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「値上がり銘柄数、圧倒的多数に」

ITサービス関連株が上昇、セキュリティシステム関連の需要増加」

 

7月27日の東京株式市場では、値上がり銘柄数が圧倒的多数となりました。午後2時現在では、売買代金上位の半導体関連株の下落が目立つ一方で、プライム市場における値上がり銘柄数は約9割となりました。

 

大型半導体関連株に集中していた個別株物色人気が分散に転じ、幅広い銘柄が上昇しています。業種別株価指数では、空運、その他製品、サービス、ゴム、輸送用機器、鉄鋼などの上昇率が高くなりました。

 

その他製品の代表株は任天堂です。年初来の動きが極めて悪かった任天堂が大幅高となり、自動車関連株が買われています。出遅れ株優位の展開です。

 

SHIFTやベイカレント、シンプレクス、フューチャーなど、「企業向けITサービス、ITコンサルティング業務」を展開する企業の株価も大幅上昇しました。AIの進化によって、将来のビジネスが縮小すると警戒されていたセクターですが、足元では強い動きです。

 

情報サービス産業においては、特にセキュリティ関連業務の需要が増加しています。有名大企業がサイバー攻撃を受けて業務停止に追い込まれる事態が大きなニュースとなっています。そのため企業からITサービス業者に対してシステムのセキュリティに関する相談が増加しています。

 

サイバー攻撃事態を防ぐことはできないので、万が一、サーバー攻撃で業務がダウンした時、どのように復旧を図るのか、そのあたりを意識したセキュリティシステムへの要望が増加しています。

 

ITシステム開発企業においては、AI活用によって人件費の増加が抑制される傾向もあります。人件費負担の大きな業界ですが、自社の業務をAIに代替し、経費削減を実現するケースが多いようです。そうした固定費削減効果もあって、システム開発関連企業の4-6月期業績が予想以上に良くなる期待があります。

 

                 ☆

 

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