「半導体関連株上昇、ナスダック指数高い」
「IBM25%下落、4-6月期業績悪化」
「IBM――"顧客がメモリやサーバーに集中投資→ソフトウエア投資減少"」
「JPモルガン決算発表→史上最高値更新」
「6月CPIの伸び鈍化→利上げ確率低下」
7月14日の米国株は上げました。上昇率は、NYダウが0.02%、ナスダック指数は0.9%でした。マイクロン、インテル、NVDAがともに4%台の上昇率になるなど、半導体関連株が上昇しました。
IBMが73ドル安の217ドル、1日で25%下落しました。14日に発表された4-6月期暫定決算で、売上高は172億ドル(前年同期比+1%)、1株利益は2.93ドル(同+5%)となりました。部門別売上高ではソフトウエアが5%増加、インフラが7%減少しました。
IBMの決算説明文を以下に抜粋して掲載します。
「4月時点では(新製品効果により)インフラ部門の年間売上高は1桁台前半の減少にとどまると予想していた。しかし、実際は、主にトランザクション処理分野におけるZシリーズの業績不振および関連するソフトウェアスタックの売上不足により、予想を上回る悪化が見られた」
「6月の最後の数週間、顧客は予想される価格上昇に先立ち、供給が逼迫しているインフラを確保するため、四半期の設備投資(CAPEX)をサーバー、ストレージ、メモリの購入へとシフトさせた。この動きが顧客の購買パターンに影響を与えた」
「予想においてサプライチェーン関連の影響はある程度想定していたが、設備投資の優先順位変更がこれほど大規模になるとは予想していなかった。さらに、当四半期には、業界全体で急速に深刻化するサイバーセキュリティへの懸念が顧客の関心をそらした」
取引先企業がサーバーやメモリの購入に費用を集中させた結果、ソフトウエア関連の需要が予想以上に鈍化した、との構図です。4-6月期決算の特徴を把握するうえで重要です。
金融機関の決算も発表されました。JPモルガンの発表した4-6月期の1株利益は7.7ドルとなりました。前年同期比47%増益、1-3月期比では30%増益です。投資銀行業務が全体の伸びをけん引しました。
JPMの株価は2.5%上昇しました。史上最高値更新です。
☆
労働省は14日、6月の消費者物価指数を発表しました。総合物価指数は前年同月比3.5%上昇、前月比では0.4%下落しました。
総合物価指数の推移
(前年同月比)
4月+3.8%
5月+4.2%
6月+3.5%
(前月比)
4月+0.6%
5月+0.5%
6月-0.4%
コア物価指数
(前年同月比)
4月+2.7%
5月+2.9%
6月+2.6%
(前月比)
4月+0.4%
5月+0.2%
6月+0.0%
米国の物価上昇の鈍化を示すデータです。FED WATCHによると、7月FOMCにおける利上げ確率は17%となり、前日の40%に対して低下しました。














