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TOPIX、史上最高値を再び視界に」

「値上がり銘柄数多数、半導体関連株にも押し目買い」

 

7月3日の東京株式市場は堅調な展開となりました。前日に軒並み大幅安となった「半導体・データセンター関連株」の中には、キオクシアなど反発に転じる銘柄などもあります。「ここまで強かった半導体関連株の急落場面」を買う動きが活発です。

 

本日は昨日に続いて値上がり銘柄数が高水準になりました。TOPIXは本日で5日続伸、6月22日の史上最高値(4103P)を視界に入れています。6月のTOPIX高値追いは、半導体関連株の時価総額急増が引っ張りましたが、今週は幅広い銘柄の上昇がTOPIX高をもたらしています。

 

上昇銘柄の広がりによるTOPIX高です。

 

本日の個別銘柄では、半導体メーカーロームの大幅上昇が注目されます。パワー半導体事業に経営資源を重点配分し、東芝への大型出資でも知られる企業です。レーティング情報が効いたようですが、この株の上昇はパワー半導体事業への前向きな見方を示します。

 

ドイツの半導体メーカーインフィニオンは2日、パワー半導体の増産を発表しました。同社の発表資料の内容を以下に抜粋して掲載します。

 

「インフィニオン・テクノロジーズAGは、予定より数ヶ月前倒しでドレスデンに「スマート・パワー・ファブ」を開設した。投資額50億ユーロを投じたこの新工場は、インフィニオン史上最大の単一投資案件であり、ドイツ国内でも最大級の投資プロジェクトの一つで、1,000人の新たな直接雇用を創出する。この新工場により、ドレスデン拠点におけるインフィニオンの生産能力は2倍となり、インテリジェントパワー半導体およびアナログ/ミックスドシグナル技術の世界最大級の工場が誕生する」

 

パワー半導体は電力量を細かく制御する半導体です。EV市場の縮小とともに成長性が警戒された製品ですが、最近は需要底打ち・再成長の軌道が注目されています。車や家電などが稼働する現場において、モノの状態を綿密に把握するパワー半導体等のアナログ半導体の重要性が認識されています。

 

インフィニオンのパワー半導体増産は、日本企業のパワー半導体事業にとって脅威になる可能性はあります。しかし、本日のロームの株価は大幅上昇、意味ある動きです。

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