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「半導体関連株人気、設備投資関連株に波及」

「日銀短観、大企業設備投資は11.5%増へ上方修正」

 

7月1日の東京株式市場では、電子部品メーカー、半導体製造装置メーカーが人気です。半導体・電子部品需要の増加がエレクトロニクス関連の設備投資増加につながり、それが幅広い業界の投資増強をもたらすとの観点から設備投資関連株全般が高くなりました。

 

日経で京セラの大規模投資が報じられました。半導体生産増加が半導体製造装置の増加→半導体製造装置に使われるセラミック部品の増加→様々な生産部材の増加に波及します。この構図で幅広い産業の投資増加をもたらします。

 

以下に日銀短観の注目点を掲載します。今年度の日本企業の設備投資計画が大幅に上方修正されました。本日の設備投資関連株人気につながっています。

                ☆

日銀は1日、6月調査の短観を発表しました。大企業全産業の26年度の売上高計画は3.7%増収となりました。3月調査と比べて2.5%の上方修正となりました。

 

大企業の売上高計画(26年度)

製造業   +4.0%

非製造業  +3.5%

全産業   +3.7%

 

販売価格上昇が売上高上方修正につながりました。大企業製造業の販売価格見通しは、3月調査と比べて引き上げられました。

 

大企業製造業の販売価格見通し(現水準との比較、カッコ内は3月見通し)

1年後 +3.2%(+2.5%)

3年後 +4.3%(+3.5%)

5年後 +5.0%(+4.3%)

 

1年後の販売価格は3.2%上昇です。3月調査の2.5%から大幅に引き上げられました。想定以上に販価の引き上げが進みます。販売価格引き上げ効果で売上高計画は上方修正されました。

 

大企業の26年度経常利益は6.5%減益計画です。売上高は増えますが、経常利益は減益です。コスト上昇圧力が考慮されています。

 

大企業の経常利益計画(26年度)

製造業   -6.7%

(素材)   -3.3%

(加工)   -7.8%

非製造業  -6.3%

全産業   -6.5%

 

大企業全産業の設備投資は11.5%増加する計画です。3月調査と比べて、水準は7.3%上方修正されました。日本企業の意欲的な設備投資姿勢が確認されました。

 

大企業全産業の投資計画(カッコ内は3月調査と比べた上方修正率)

設備投資(含む土地投資)  +11.5%(+7.2%)

ソフトウエア投資     +13.1%(+9.5%)

 

                 ☆

 

鎌田伸一は7月25日に群馬県高崎駅近くで開催される株式セミナーに参加します。永濱利廣さん(第一ライフ資産運用経済研究所 首席エコノミスト)、鈴木一之さん(株式アナリスト)、松尾英里子さん(司会進行:フリーアナウンサー)と一緒に日本株について大いに語りたいと思います。興味のある方は是非、以下からお申し込みください。

 

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