「昨日23日のキオクシア15%安場面で信用買いが急増」
6月24日の東京株式市場は売り買い交錯となりました。最近、何度も書いていますが、日本時間25日早朝にマイクロンが決算を発表します。3週間前に決算を発表したブロードコムが決算発表後1週間で25%も下げた経緯があるので、発表後のマイクロンの時間外取引における株価動向が気になってしまいます。
これだけ決算発表前に騒がれたり、警戒されたりすれば、投資家側の準備ができているので、大事にはならない気はします。でも、ここまで半導体関連株はスケールの大きな相場を演じているので、短期的な材料出尽くし感がもたらす動きが心配になります。
マイクロンの株価動向はキオクシアの株価に大きな影響を与えると考えられます。同じメモリーメーカーですから当然でしょう。昨日23日、キオクシアは約15%の大幅安になりましたが、興味深いのは日本証券金融の融資残動向です。
融資残は前日比59万株増加の82万株となりました。前日比で3.6倍増です。融資残とは、証券会社が日本証券金融から資金を借りた量を示します。投資家が信用取引で買いを入れる時、証券会社から金を借りて株を買うことになります。その借りる金の量が多いと、この融資残が増えると推察されます。
キオクシアの融資残が急増したことは、キオクシアの株価が1日で15%下げた局面で、信用買いを入れた投資家が多かったことを示します。
昨日の日本証券金融融資残速報値(金額)は、4596億円となり、前日の3227億円に対して42%も増えました。昨日の急落場面においてキオクシア等の株を信用取引で買い向かった投資家が多かったことを示します。少なくとも信用取引を活用する投資家の全体像としては、今の人気株の急落場面は買いと捉えられています。
次回は6月29日月曜日に掲載します。











