「半導体関連株安い、しかし"製造装置メーカー"の一角は強い」
「中国のAI大規模投資――日本の製造装置メーカーに商機」
6月10日の日本株は下げました。「前日の米国市場における半導体関連株下落を受け日本でも半導体関連株に売りが膨らんだ」が見出しになります。確かに電線株や電子部品株などデータセンター関連株は大幅に下げました。
しかし、東京エレクトロンやSCREENHDなどの半導体製造装置メーカーの一角は上昇しています。実は、米国市場でも、AMAT、ラムリサーチ、KLAコーポレーションの製造装置大手3社の株価は上昇していました。
製造装置メーカーは何故上昇しているのか?――答えは中国初のニュースのようです。ブルームバーグは9日、「中国は、今後5年間で約2兆元(約47兆円)を投じ、全国にデータセンターを建設する」と報じました。AI向け半導体の自国内での調達に力を入れます。自前で半導体生産を強化する中国向けに半導体製造装置の需要が増加するとの期待が高まりました。
SCREENHDの26年3月期全売上高における中国向けの割合は38%、25年3月期は42%でした。中国向けの比率が高い企業です。
東京エレクトロンの26年3月期のおける中国向け売上高も34%程度になります。やはり、中国ビジネスが需要な企業ですね。米国向けと中国向けの両方でよい商売ができるならば、日本企業の立ち位置は良いですね。半導体製造装置に使われる部品や制御機器、ポンプなどを供給する企業の収益も楽しみです。











