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「半導体関連株売られる、日本株大幅安」

「"集中への反省"――人気薄銘柄に買いの網を張る」

 

6月8日の日本株は上げました。先週金曜日のナスダック指数は4%安、半導体関連株が軒並み大幅安となりました。東京市場でも半導体関連株を中心に売りが膨らみ、日経平均は3000円を超える下げ幅になる場面も目立ちました。

 

先週土曜日朝6時の日経平均先物夜間取引の終値は2850円安でした。だから、本日の日経平均3000円安も想定の範囲内になります。

 

「半導体関連株・データセンタ関連株がまだ下げるのか、早い時期に反発するのか」が関心事になります。「強い株の押し目買い」を基本戦略と考える投資家も多いでしょうから、本日のような大幅安局面では、当然、反発狙いの買いも入ります。

 

結論から言うと、ここからは「これまで大幅に上昇した株」よりも「人気株と比べると動きの悪かった株」の方が効率は良い、と考えます。本日のような大幅安局面で半導体関連株を拾った投資家は、反発場面で利益確定売りを出すでしょう。また、大幅安の経験を経て、大化けした保有株を次の上昇局面で売却しようとする投資家も増えます。

 

ならば、ここまで動きの悪かった「高配当利回り・低PBR・低PER銘柄」への投資の方が、相対的にリスクの低い投資になると考えます。AI関連の人気株に資金が集まり過ぎた反省感を感じる投資家が増えてくると、短期的には、人気過熱とは無縁だった銘柄群から対象を選びたい場面です。

 

                ☆

 

日銀は8日、5月の「貸出・預金動向」を発表しました。銀行の融資量拡大が再認識される内容です。銀行の5月貸出残高は591兆円(前年同期比+6.3%)、都市銀行に限ると275兆円(前年同期比+8.7%)となりました。

 

貸出残高(日本銀行発表)の伸び率(前年同月比)

     3月  4月  5

銀行  +5.2% +5.9% +6.3

都市銀行+6.3% +7.9% +8.7

 

銀行の融資は大幅に伸びています。銀行の貸出金利は上昇し、かつ貸出量も増えています。だから、銀行の業績は拡大する可能性が高い。銀行株を軸に素材、建設、不動産関連の低バリュエーション企業の株価動向に注目します。

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