「日経平均下げる、値上がり銘柄数は多数」
「半導体関連の主力株下落⇔"その他大勢"は堅調」
6月5日の東京株式市場では、日経平均が下げました。前日の米国市場でブロードコムが12%、マイクロンが7%安となりました。海外での半導体関連の主力株下落を受け、東京市場でも売買代金上位のエレクトロニクス関連株に売りが膨らみました。
半導体関連株への利益確定売り増加は、世界的な現象です。韓国株価指数も1時30分現在、5.6%下げています。
半導体関連株を売却した資金は、そのまま市場に残り、他の銘柄を買ったようです。TOPIXは昨日終値を挟んだ持ち合いとなりましたので、プライム市場全体の時価総額には大きな変化はありません。大型半導体関連株を売って捻出された資金は幅広い銘柄に再投資され、プライム市場の値上がり銘柄数は高水準となりました。1時45分現在では約8割が上昇しています。
ここから「集中」から「分散」の動きが本格化するのか、決め付けない方が無難でしょう。銘柄選別の転機となったブロードコムの業績が悪化したわけではなく、半導体関連市場の拡大といった太いストーリーは変わりません。そのストーリーの真ん中にある高バリュエーション銘柄を買い続けるのか、もしくはストーリーに沿って業績が拡大して、かつバリュエーションの低い株を選別するのか――――それは投資で何を求めるか、で変わってきます。
リスクは大きくても短期的リターンを求めたい、できるだけリスクは抑えたい、インカムゲイン中心の投資を継続したい、投資家によって投資に求めるものは違いますので、やり方も様々です。
中東情勢を受けた供給不安が後退していくならば、極端にバリュエーションが低くなった建設・鉄鋼・化学関連の低PER・高配当銘柄を選別する姿勢も有効でしょう。来週はここまで弱かった低バリュー銘柄の中から底打ちを確認する動きが活発になると考えます。











