「TOPIX4000P乗せ」
「年金の日本株売り、中小型株安の要因か...」
6月3日の東京株式市場では、TOPIXが初めての4000P乗せとなりました。日経平均が7万円までもう少し、との位置まで上昇しました。時価総額がスケールアップした半導体関連株がけん引してTOPIXが大台替えです。
TOPIXは時価総額の変動が反映される株価指標です。TOPIX4000P乗せですので、プライム市場の時価総額(月末値)を時系列でみてみましょう。
プライム市場の時価総額(月末値)
12月 1150兆円
1月 1203兆円
2月 1326兆円
3月 1171兆円
4月 1249兆円
5月 1332兆円
本日のプライム市場の時価総額は1350兆円台に乗るもようです。ラフな計算ですが、TOPIXの個別銘柄の構成比はソフトバンクグループ、トヨタ、キオクシアとも3%ぐらいになります。正式な構成比は月末に前月末の比率が公表されます。
時価総額50兆円規模の企業の株価が10%上昇すれば、その1銘柄の上昇分だけでTOPIXを0.37%動かします。日経平均ほどではありませんが、TOPIXも日本の時価総額上位企業の影響度が上がっています。
TOPIX構成銘柄における中小型株については、国内年金資金の「日本株式売り・日本債券買い」の動きが圧迫要因になっている可能性があります。国内年金資金がTOPIXに連動した投資成績を目指すならば、TOPIXの構成比に合わせて個別銘柄にも資金が配分されています。年金資金が株を売れば、TOPIXの構成比に合わせて売りが出ます。
流動性の極めて高いキオクシアやソフトバンクグループは年金資金の売り等にビクともしませんが、中小型株は圧迫されます。それが現在の新安値銘柄続出につながっています。そのあたりはデータを交えて、近く放送内でお話しします。
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鎌田伸一は6月20日に横浜駅近くで株式セミナーに参加します。永濱利廣さん(第一ライフ資産運用経済研究所 首席エコノミスト)、鈴木一之さん(株式アナリスト)、松尾英里子さん(司会進行:フリーアナウンサー)と一緒に日本株について大いに語りたいと思います。興味のある方は是非、以下からお申し込みください。
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