「上昇銘柄に利益確定売り、下落銘柄には見切り売り」」
「年初来安値更新銘柄、プライム市場の23%に達する(2日午後1時)」
6月2日の日本株は下げています。ここまで大きく上昇してきた半導体関連株に対して利益確定売りが膨らみました。上がった株に売りが出るのは仕方ないとして、ここまで厳しく下げてきた銘柄にも売りが膨らんでいます。
上げてきた株にも下げてきた株にも売りが先行するので値下がり銘柄数は今日も高水準です。午後1時現在、プライム市場上場銘柄の約8割が下落しています。年初来の安値更新銘柄はプライム市場で358銘柄、スタンダード市場で295銘柄、グロース市場では108銘柄です。
ETFを除く3市場で761銘柄が安値を更新しています。プライム市場全銘柄の約23%が安値更新ですから、保有株の価値が減り続けている投資家も多いでしょう。
前引け段階の規模別株価指数において、2月高値からどんな位置にあるか、確認しました。
2月27日高値に対する2日前場終値
大型 +0.1%
中型 -3.8%
小型 -5.8%
サイズの小さな企業ほど、値動きが悪いですね。パフォーマンスの悪さが嫌気されて売りが膨らみ、なかなか底打ちしない株が、特に中小型株で増えています。
「動きの悪い株がいつ底打ちするか」は重要なテーマです。投資家心理は相当に悪化しているので、弱い株をめぐるセンチメントが急速に改善するとは考えない方が無難と考えます。むしろ「強かった株」に利益確定売りを出す行動がまず活発になり、その後で「弱かった株の中で底堅さが出てきた株」に打診買いを入れる、こんな順番を想定します。
投資の方法は、その投資家の考え方によって様々でしょうが、高配当利回り・低PER・好財務の企業については、投資の好機を迎えていると考えます。予想配当利回り4%超、予想PER13倍以下等でスクリーニングした企業の財務内容、業績動向を丹念に調べる好機だと考えます。この場合、成果を急がないことが重要です。











