「米国株高、半導体とソフトウエア関連株がけん引」
「5月ISM製造業景況指数、4年ぶりの高水準」
6月1日の米国株は上げました。上昇率は、NYダウが0.09%、ナスダック指数は0.42%でした。
NVDAが6%上昇、マイクロンも6%、TSMCは4%上昇するなど、半導体関連株が上昇をけん引しました。
オラクルとセールスフォースがともに9%上昇するなど、ソフトウエア関連株が大幅高となりました。半導体とソフトウエア関連以外の業種は総じて軟調でした。
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ISMは1日、5月の製造業景況指数を発表しました。主要指数のPMI(購買担当者景況指数)は前月比1.3P上昇の54.0となりました。好不況の境目である50を5か月連続で上回りました。22年5月の55.9以来、4年ぶりの高水準です。
5月ISM製造業景況指数(前月比)
PMI 54.0 (+1.3)
新規受注 56.8 (+2.7)
生産 54.3 (+0.9)
雇用 48.6 (+2.2)
供給配達 60.6 (0.0)
価格 82.1 (-2.5)
価格指数、供給配達指数は高水準です。ただ、上昇は一服しました。
企業のコメントを以下に抜粋して掲載します。
「イラン情勢の混乱が、サプライチェーンのコストに悪影響を及ぼし始めている。石油および関連商品の価格が急騰している」[輸送機器]
「中東情勢混乱を受け、出荷の遅延や不確実性が高まっている。ガソリン価格の高騰やインフレは、間違いなく当社の調達活動に影響を与える。しかし、直近の四半期では、予想外の需要増が見られた」[機械]
「燃料関連のインフレや、建設、自動車、農業などの市場の影響、地政学的影響を感じている」 [化学製品]
「4月の売上高15%増という傾向が続いた。大半の原材料コストが上昇し、多くの入出荷便で燃料費が加算されている。イラン紛争が終結すれば、売上増を維持し、利益率を確保できる」 [化学製品]
「ディーゼル燃料のコストが収益性に多大な影響を及ぼしている。関税還付に関しては混乱が生じている。当社は多くの輸入品を購入しているが、ほとんどの場合、輸入者としての登録は行っていないため、現在、どのような還付を受ける資格があるか不明確だ」[食品・飲料・タバコ製品]
「多くの製品の価格が上昇継続。要因として、電子部品向けのデータセンター建設の増加によるものもあれば、イラン情勢や石油・石油製品の供給減少によるものもある」[コンピュータ・電子製品]
「供給制約はさらに厳しくなり航空宇宙・防衛分野の需要増を支える上で大きな逆風である。半導体、重要鉱物、および特定の種類の原材料が問題だ。供給制約の中、供給を確保するためのリスク軽減策行う」[輸送機器]
「ホルムズ海峡封鎖を受け、価格の安定性と長期的な供給継続性の両面に不確実性がある。価格引き上げ要請に関する交渉が多数進行中だ」[その他製造]
「DRAM価格変動に加え、ガス価格上昇や関税影響により、リードタイムの長期化や価格高騰が生じている。顧客はこれを負担しようとしていない。業界内ではパニックの兆しが見え始めている」[電気機器・家電・部品]
「イラン戦争をめぐる不確実性、エネルギー価格高騰、そして顧客がごく短期的な支出以外にはコミットしたがらない状況が要因だ」[金属加工製品]
企業コメントからは、引き続き「価格」と「サプライチェーン」に対する関心の高さがうかがわれます。











