「4月の都市銀行の貸出残高、前年同月比8%増加」
「設備投資拡大受け資金需要増加」
「銀行株の評価、金利上昇+貸出量増加」
5月13日の日本株は上昇しました。総合商社や自動車メーカー、鉄道株などが買われ、TOPIXが2月27日に付けた史上最高値を強く意識しています。
半導体・データセンター関連株についても、大幅増益・株式分割を発表した古河電工が大幅高になるなど、売られる一方ではありません。個別銘柄への買い意欲が活発な状況です。
本日の取引開始前、日銀から「4月の貸出・預金動向」が発表されました。注目すべき内容になりました。
銀行の4月の貸出残高は591兆円(前年同期比+6.0%)となりました。都市銀行に限ると275兆円(同8.0%)です。1年間で貸出残高が8%も増えています。企業の資金ニーズが強いことを示します。
前日のこの欄で日本トムソンとTHKの1-3月期受注急増のデータを基に「今年3月の設備投資需要が急増した」と書きました。「企業の設備投資意欲の大幅拡大」と「銀行の貸出残高の急増」には強い連関性があります。
これまで銀行株は「貸出金利の上昇」の観点から注目されてきましたが、「貸出量の増加」で業績拡大・株高を説明する段階に入るのか、大いに注目されます。











