「NVDA、半年ぶりの史上最高値更新」
「米国で半導体株上昇、しかし半導体製造装置メーカーは下げる」
「アドバンテスト、決算発表後の値動きに関心」
4月27日の米国市場では、NYダウが0.1%下げる一方で、ナスダック指数は0.2%上昇しました。
NVDAが4%上昇して史上最高値を更新しました。昨年10月29日以来、6か月ぶりの史上最高値更新です。マイクロンも5%上昇して史上最高値、半導体関連株は引き続き堅調です。
しかし、「半導体製造装置メーカー」は下げました。ラムリサーチ、アプライドマテリアル、KLAコーポレーション、テラダインが1%~3%台の下落率となりました。
米国における「半導体製造装置メーカー」の株価下落は、日本のアドバンテストの私設取引市場(PTS)における下落が影響しています。
アドバンテストは27日の午後3時30分に決算を発表、PTSで株価は一時3万円(通常取引終値比-1500円)まで下げました。
しかし、米国店頭市場では、後半にアドバンテストの株価が上昇しています。28日の同社の株価が上がるのか、下がるのか、決めつけてかからないほうが良いと思います。
アドバンテストは日経平均の構成比が12.56%、採用銘柄でトップです。日経平均60537円のうち、アドバンテストは約7600円を占めています。本日の日経平均は、アドバンテストの決算発表翌日の値動きが大きな影響を与えそうです。
アドバンテストは27年3月期の営業利益を6275億円(+25.7%)と計画しています。決算資料における今年度の事業環境、業績見通しについての記述を以下に抜粋して掲載します。
「売上はAI関連の旺盛な需要継続を追い風に、前年比約26%増と強い伸びを示す」
「利益面では、通期の売上総利益率は63%程度を見込む」
「R&Dなど中長期の成長を視野に入れた費用投下を積極的に押し進めるため、営業利益率は前年度同等の予想」
SoC(システム・オン・チップ)テスタ市場
「年初の需要上振れと通年の良好な見通しを反映し、市場規模の予測レンジを87億~95億米ドルとする。今年1月時点の85億~95億米ドルから下限を2億米ドル引き上げる」
「AI関連向けを主軸にコンピューティング・通信領域で売上のさらなる伸長を予想」
メモリテスタ市場
「幅広いメモリデバイスを対象に、テスタへの堅調な投資意欲が引き続き維持されるとの見通しを維持し、今年1月時点の予想22~27 億米ドルを据え置く」
「顧客の旺盛な投資意欲を背景に、高性能DRAM向けでの販売拡大を予想」
アドバンテストの27年3月期の予想1株利益は641円です。
日本時間28日朝6時の日経平均先物夜間取引終値は60200円(-40円)でした。











