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「日本株高、停戦協議への期待を反映」

「日銀、地域経済報告を発表、広範囲の産業で中東情勢影響」

「データセンター向けビジネスは拡大」

 

4月6日の日本株は上げました。停戦協定への期待から上昇しました。ただ、メディア報道やトランプ大統領SNSで様々な情報が流れていて、落ち着きのない状態です。

 

日銀は6日、4月の地域経済報告(さくらレポート)を発表しました。各地域の日銀支店の収集した情報が掲載されています。現段階における企業の中東情勢への対応・企業業績動向を考えるうえで有益なレポートです。以下に公表文を抜粋して掲載します。まずは、中東情勢の影響です。

 

「中東情勢の緊迫化により、先行きの原材料調達の見通しが立たないため、3月中旬から工場稼働率を引き下げ、生産量を調整している」(大阪[化学]

 

「海外需要は引き続き堅調に推移しており、輸出は増加基調にある。ただし、中東情勢の緊迫化による影響が物流面を中心に生じている」(名古屋[輸送用機械]

 

「ホルムズ海峡経由で輸出していた中東向け繊維製品の出荷を見合わせている。影響が長期化する場合は受注の下振れも懸念される」(金沢[繊維]

 

「関西国際空港からドバイ経由の輸出ルートは、中東情勢の緊迫化の影響で利用できないため、経由地変更による輸送コストの上昇を懸念している」(大阪[運輸]

 

「食料品価格の上昇は一服したと分析しているが、為替や中東情勢を受けた原油等の価格動向次第で、値上げが再加速する可能性。包装資材費や電気料金等の上昇を受けて、先々の値上げを検討し始める企業が増えている(本店[情報通信]

 

「中東情勢の緊迫化を受けた原油価格高騰から、先々、樹脂包装資材や燃料関連のコスト上昇分の価格転嫁が必要になる。また、現状影響はないが、樹脂包装資材の供給途絶は商品提供の停止につながりかねず警戒している」(本店[食料品]

 

「中東情勢の緊迫化を受けた客数の減少等はみられていない。もっとも燃油サーチャージ引き上げ等による、先行きの旅行需要減退を懸念している(大阪[宿泊]

 

「中東情勢の緊迫化を受けたガソリン価格の高止まりや株価下落により、消費者マインドが悪化し、先行き節約志向が一段と高まることを懸念している」(高松[飲食]

 

中東情勢の影響は広範囲な企業活動に影響を与えています。ただ、データセンター関連の需要は日本国内でも極めて強いとの報告が上がっています。以下にその観点の内容を掲載します。

 

「生成AI関連需要の旺盛さを背景に、データセンター向け製品の需要が急拡大しており、フル生産を続けている」(仙台[電気機械]

 

「データセンター向けの発電設備等の需要が国内外で高まっていることから、想定を上回るペースで受注が増加している」(大阪[生産用機械]

 

「一部の半導体調達で生じていたボトルネックが解消し、完成車メーカーの生産が回復するもとで、当社の自動車部品の生産も回復している」(大分[輸送用機械]

 

「設備投資・ 堅調なAI関連需要を踏まえて、半導体製造装置向けの生産拠点の新設や、省人化・効率化投資により、生産能力を大幅に増強している」(京都[生産用機械]

 

「HVやガソリン車向け部品の需要増加を受けた能力増強投資や、価格競争力の向上を意識した省人化投資に加え、将来的なEV化の進展を見据えた新規事業や研究開発に取り組んでいる」(松江[電気機械]

 

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