鎌田記者がきょうの株式市場を約10分で解説「きょうカブ!」ポッドキャスト配信中
「日本株安、来週米国時間25日にNVDAが決算発表」
「会社側計画の11-1月期売上高は650億ドル(+65%)」
2月20日の日本株は下げました。取引終了後、3連休に入ります。日本株は最高値圏にあり、突発的事態に備える観点から利益確定売りが膨らみました。
来週の米国時間25日にNVDAの11-1月期決算が発表されます。NVDAの時価総額は19日現在で4兆5750億ドルです。日本円換算で736兆円になります。仮にNVDAの株価が急落すると、世界の投資家の運用資産が減少します。
NVDAの下落が米国巨大IT企業への連想売りをもたらし、日本の半導体関連株にも悪影響を与えたら...、との事態に備える、3か月に一度の恒例行事です。
NVDAの売上高の推移を以下に記載します。
NVDAの売上高
2024年~
2-4月期 260億ドル
5-7月期 300億ドル
8-10月期 350億ドル(計画325億ドル)
2025年~
11-1月期 393億ドル(計画375億ドル)
2-4月期 441億ドル(計画430億ドル)
5-7月期 467億ドル(計画450億ドル)
8-10月期 570億ドル(計画540億ドル)
11-1月期計画 650億ドル(前年同期比+65%)
上記の通り、会社側公表の売上高計画を上回る展開が続いています。直近の8-10月期決算では、540億ドル計画に対して570億ドルを実現しました。計画に対して5.5%≒30億ドルの上振れです。
上振れが続いているので、当然、今回も投資家の視点は上に向かっています。期待値が上がったところで、実際の結果が芳しくない数字だったら...、NVDAの株主でなくてもちょっと心配になってきます。
NVDAの半導体の受託生産を行っているTSMCが10日に発表した1月売上高は4012億台湾ドル(前年同期比+36.8%、12月比+19.8%)でした。昨年10月の3674億台湾ドルを大きく上回り、過去最高記録となりました。
TSMCの月次売上高を見ると、NVDAの売上増勢にも変化がないと思われます。だからといって「波乱なし」で決め打ちするのも憚られます。
3か月前の11月21日金曜日、この日もNVDAの決算発表を翌週に控える金曜日でした。同日の日経平均は1198円安の48625円でした。ただの偶然でしょうが、NVDA決算を翌週に控える週末には、買いが手控えられるのかもしれません。











