鎌田記者がきょうの株式市場を約10分で解説「きょうカブ!」ポッドキャスト配信中
「日本株、再び史上最高値を意識」
「12月機械受注、前年同月比40%の大幅増加」
「貿易統計に続き好数字、日本企業の業績期待値高まる」
「電力関連機器の受注急増、電力設備投資関連株上昇」
2月19日の日本株は上げました。TOPIXは先週12日に付けた史上最高値(取引時間中3888.94P、終値3882.16P)を視界に入れています。日経平均は終値の史上最高値(10日の57650円54銭)を取引時間中に抜きました。
本日19日に発表された12月の機械受注統計では、民需(船舶、電力を含む)は前月比25.8%の増加となりました。これは「前月比」の数字です。12月を11月と比べるのですから、当然季節調整がなされています。
季節調整がされていない12月の受注金額は4兆5745億円となりました。前年の24年12月の3兆2649億円と比べると40%の大幅な増加です。25年年間で最も多かったのが3月の4兆8722億円です。12月の受注金額は、それと並ぶ金額です。12月機械受注は極めて高い水準です。
前日の17日に発表された1月貿易統計では、輸出金額が前年同月比で16.8%の増加となりました。数量指数でも8.9%の上昇です。
今週発表された「1月貿易統計における輸出の大幅増加」と「12月機械受注の高い伸び」は、日本企業の業績拡大を連想させます。1-3月期、27年3月期の業績への期待を高めました。本日の株価上昇要因でしょう。
機械受注統計は、特に「電力設備関連の伸び」を示す内容です。「需要者別受注額」における「電力業向け」は前年同月比約2.3倍でした。
また、「機種別受注額」では、原子力原動機が1520億円(前年同月比4.3倍増)、火水力原動機が3422億円(同2.4倍増)となりました。電力会社から機械の発注が大幅増加、電力会社向けの原動機受注が大幅増加しています。
この機械受注統計は、19日の銘柄選択の動きにも影響を与えました。電力インフラ関連のビジネスを得意とする住友電工(5802)が大幅高です。原子力発電所の心臓部に当たる原子炉圧力容器の世界トップメーカーである日本製鋼所(5631)も大幅高となりました。











