鎌田記者がきょうの株式市場を約10分で解説「きょうカブ!」ポッドキャスト配信中
「TOPIXが取引時間中の史上最高値更新」
「売買代金上位の主力株さえない、値上がり銘柄数は圧倒的に多い」
「中型・小型株指数が勢いよく高値更新⇔大型株指数は未更新」
「アルファベットの今年の設備投資、昨年の2倍増へ」
2月5日の東京株式市場では、TOPIXが史上最高値を更新しました。
前場に史上最高値を更新後、利益確定売りが優勢になってTOPIXがマイナスになる時間帯も増えました。売買代金の上位銘柄が総じて下げる一方で、幅広い銘柄が上昇している点が特徴です。
2時現在、規模別株価指数では、大型株指数が0.4%下落する一方、中型株指数は0.4%上昇、小型株指数は0.8%上昇しています。プライム市場における値上がり銘柄数は約1240、一方で値下がりは320、値上がり銘柄数は値下がりの4倍近くに達しています。
本日のTOPIXは取引時間中に史上最高値を更新しましたが、大型株指数は1月15日の高値に届いていません。一方で、中型株指数と小型株指数は勢いよく史上最高値を更新しました。「中小型株主導の史上最高値」は興味深いですね。
日本の代表銘柄は下げる銘柄が目立つけれども、幅広い銘柄が上昇、今年の株式市場のテーマである「集中から分散」が浮かび上がります。中小型株指数の上昇余地があるのならば、まだ上昇余地のある個別銘柄は多数存在するということです。
企業決算内容は大切です。ここから銘柄選びのストーリーがたくさん生まれます。
本日午前9時、自動車向け半導体を主力とするルネサスが決算を発表しました。26年12月期第1・四半期(1-3月期)の売上高計画を3675億円~3825億円(前年同期比+19.0%~+23.9%)としました。
ルネサスの1-3月期売上高が20%超の増収になるのなら、1-3月期の自動車関連ビジネスは高水準ということです。自動車関連企業の1-3月期業容に対する前向きな見方につながります。
自動車メーカーではスズキが本日午後2時、決算を発表しました。26年3月期の連結営業利益を従来の5000億円に対して5700億円に上方修正しました。
ゼネコンでは、清水建設(1803)が決算を発表しました。26年3月期の営業利益を従来の780億円に対して1100億円(前期比+55%)に上方修正しました。工事採算の改善が続いています。今年度の完成工事利益率は、従来の9.1%に対して10.7%に引き上げられました。株価は勢いよく史上最高値を更新しました。
総合商社の三菱商事も史上最高値更新です。本日発表した4-12月期の1株利益は158円。通期計画の186円の約85%に達しています。
日本時間早朝に決算を発表したアルファベットの26年の設備投資金額も以下に記載しておきます。今年度は計画上限で、前年の2倍超となります。
アルファベットの26年設備投資計画
1750億~1850億ドル
(25年実績914億ドル)











