鎌田記者がきょうの株式市場を約10分で解説「きょうカブ!」ポッドキャスト配信中
「TOPIX堅調、幅広い銘柄が上昇」
「アップル好決算、"中国でiPhoneビジネス伸びる"」
「日本の中国需要関連株にも関心向かうか?」
1月30日の東京株式市場では、TOPIX優位の展開となりました。2時15分現在、値上がり銘柄数1131に対して値下がり銘柄数は422、幅広く上昇してTOPIXが上昇しました。
27日~29日までの3日間、日経平均は上昇しました。しかし、いずれの日も値上がり銘柄数を値下がり銘柄数が上回りました。つまり、日経平均への影響度が大きい半導体製造装置メーカーが上昇して日経平均をけん引しているけれども、幅広い銘柄に売りが優勢となって「値下がり銘柄数の方が多い」状況が3日間、続きました。
本日は値上がり銘柄数が増えてTOPIXのパフォーマンスが日経平均を上回っています。今後もどちらか一方がずっと走るというわけではなく、循環を利かせた展開になると考えます。
日本時間30日朝6時に発表されたアップルの決算は興味深い内容です。稼ぎ時のこの10-12月期、好調な実績となりました。
アップルの10-12月期
売上高 1437億ドル(前年同期比+15.6%)
営業利益 508億ドル(同+18.7%)
アップルの業績はiPhoneがけん引し、特に中国地域(グレーターチャイナ)が伸びました。
アップルの10-12月期
中国での売上高 255億ドル(前年同期比+37.8%)
iPhone売上高 852億ドル(同+23.3%)
「中国におけるiPhone関連ビジネス好調」がアップルの業績拡大の背景です。中国の富裕層向けのビジネスが拡大しています。
中国でアップル製品の需要が強いならば、日本のエレクトロニクス産業にとっても追い風です。また、アップルの決算を分析したアナリストが「中国ビジネス好調」を考慮し、今後、中国需要を前向きに捉える可能性があります。
そんな観点で、中国需要と業績の連関性の強い日本の個別株に関心が高まるかもしれない、と考えています。
本日午後1時に決算を発表した工作機械メーカーのツガミ(6101)が上昇しました。4-12月期の連結営業利益は255億円(+62%)となりました。利益のほとんどを中国で稼いでいる企業として知られます。中国地域の営業利益は225億円(+51%)と全体の約9割を占めています。
次回は2月3日火曜日の掲載となります。











