鎌田記者がきょうの株式市場を約10分で解説「きょうカブ!」ポッドキャスト配信中
「銀行株、再び新高値相次ぐ」
「日銀、来年度GDPと物価見通しを上方修正」
1月23日の東京株式市場は売り買い交錯となりました。
日銀の金融政策決定会合の結果、政策金利の据え置きが決定されました。日銀は本日発表の「経済・物価情勢」で、来年度(26年度)のGDPと物価の見通しを上方修正しました。
実質GDP中央値(カッコ内は昨年10月予想)
26年度 +1.0%(+0.7%)
27年度 +0.8%(+1.0%)
消費者物価指数・除く生鮮食品(同)
26年度 +1.9%(+1.8%)
27年度 +2.0%(+2.0%)
マーケットでは株価が史上最高値圏で推移し、長期金利が上の水準を試しています。株価が上がって、金利が上がる場面では一般的には利上げが検討されます。そして日銀が来年度のGDPと消費者物価指数の見通しを引き上げました。市場参加者は次の利上げのタイミングを読みます。
午後2時20分段階ですが、プライム市場上場の銀行株69社のうち、3分の2に当たる46社が52週高値を更新しています。
銀行株は、今週水曜日までは、金利高でも下げるという展開でしたが、本日は再び高金利を想定して上昇しています。貸出金利増加を期待して買われる、いつものパターンです。
来週から日本企業の決算発表が本格化します。ここまでの米国市場では、決算内容が高PERを納得させる内容にならずに下げる銘柄が多数派に見えます。
昨日のディスコのストップ高を見ると、東京市場では高PER銘柄が強くなるようなイメージも沸きますが、ディスコは特殊例と考えた方が無難でしょう。やはり、3月期見通しの上方修正や増配が予想される低PER・低PBR銘柄の方が優位ではないか、と考えます。
来週は、米国時間28日水曜日にMETA、マイクロソフト、テスラが決算を発表します。この3社の株価動向によっては高バリュエーション銘柄が上昇する場面も想定されます。相対的には低PER銘柄の方が優位でしょうが、一方に決めつけず、柔軟な対応を心がけます。
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