「与党が食品消費税ゼロ検討→長期債・超長期債の利回り急上昇」
1月19日の東京株式市場は、日経平均が一時800円以上下げました。
金利上昇が警戒されました。10年債利回りは0.06%P上昇の2.24%、30年債利回りは約0.1%上昇して3.6%近い水準となりました。
与党から「食料品の消費税を2年間ゼロにすることを検討する」との考えが示されました。減税は一般的に景気・経済・株価にプラスと受け止められます。一方で大規模な減税が中期的な国債発行量の増加・財政悪化懸念につながるとして、19日の市場では「債券価格安・金利上昇」が進みました。
これで株価が上昇すれば、これまで通り「債券売り・株式買いのトレンド継続」、「リフレ政策を株価は好感」と受け止められるのですが、株価が上がらないと「金利上昇」が警戒されてしまいます。
30年債利回りが3.6%となれば「100万円の債券購入によって得られる30年間累計利益が100万円以上」です。魅力的な金融商品になります。1億円の日本国債購入で30年間に渡って毎年平均350万円(税込み)の収入が得られるなら、良い金融商品に見えます。
ただ、日本円の価値が他国通貨と比べて30年間下落し続けるような事態となれば、日本円に30年間固定するような資金運用は好ましくありません。通貨安が毎年進んで、輸入物価が急騰し、毎年毎年日本円の価値が下がって物価高に苦しむ状況になれば、年間350万円の収入の価値も下がってしまいます。
上記の仮説はあくまでも極論、超レアケースなのでしょうが、金利高・通貨安は国民にとっては心配です。











