鎌田記者がきょうの株式市場を約5分で解説「きょうカブ!」ポッドキャスト配信中
「米国で半導体株下落、しかし日経平均上昇」
「ファーストリテイリング大幅上昇が効く」
「11月家計調査、名目消費6.3%増加、衣料品も買う」
1月9日の日本株は上げました。興味深い動きです。
前日のナスダック指数は半導体関連株を中心に下げていました。メモリーメーカーのマイクロンが3%安、サンディスクが5%安、ウエスタンデジタルとシーゲートがそれぞれ6%、7%の下げとなりました。半導体関連株をけん引してきた「記憶装置メーカー」が急落しましたので、当然、東京市場でも上昇してきた半導体関連株に利益確定売りが膨らんでも不思議ではありません。しかし、日本株は徐々に上昇幅を広げました。
好決算を発表したファーストリテイリングが大幅高になったことが効いています。いくら半導体関連株が下がりそうでも、ファーストリテイリングが上昇すると日経平均の押上げ要因になります。
ファーストリテイリングが大幅高なので、日経平均は容易に下がりません。そうなると、「指数寄与度の大きいアドバンテストやSBGの半導体関連株を売って、日経平均の短期的な下げを意識するトレード」が有効ではなくなります。
下げで取れないなら上げで取る、本日の上昇には、そんな需給要因が働いたと見ます。
9日に発表された家計調査(総務省)によると、11月の1世帯当たりの消費支出は名目で6.3%増加、実質で2.9%増加となりました。実収入は名目で1%増加ですので、家計は収入以上に消費をしました。
項目別の名目消費支出をみると、「被服及び履物」が10.0%増加、「家具・家事用品」が12.6%増加、「交通・通信」(自動車等関係費、交通)が24.4%の増加となりました。
この11月の消費の強さも株高の伏線になったようです。
11月のアパレル消費の好調とファーストリテイリングの業績好調を合わせて捉えることができます。本日はファーストリテイリングと取引関係の厚い東レやアパレルネット販売のZOZO(3092)も上昇しました。
以下に8日時点の日経平均のウエート上位5銘柄を掲載しておきます。
アドバンテスト 10.52%
ファーストリテイリング 8.90%
東京エレクトロン 7.19%
SBG 6.75%
KDDI 2.09%











