「小型株指数が強い、値上がり銘柄数が優勢」
「キオクシア、27年3月期営業利益1兆3900億円の試算も」
「レアアース関連株が急騰、中国の対日輸出規制を意識」
1月7日の東京株式市場では、主力株に対する利益確定売りが優勢になっています。ただ、主力株以外の幅広い銘柄には出遅れ買いも入っています。
前引け段階でプライム市場の値上がり銘柄数は1054と、値下がりの490の2倍以上に達しています。大型株指数が小幅安となる一方で中型株指数は小幅高、小型株指数は約0.8%の上昇率です。
新年に入ってからの牽引役である主力大型株の上昇が一服しているので、日経平均やTOPIXの動きは鈍いけれども、全体的には買われている銘柄も存在しています。循環物色が効いています。
6日の米国市場でサンディスクが27%高になるなど、メモリーやHDDなど記憶装置メーカーが軒並み大幅高となりました。そのあたりを受け止めて東京市場ではキオクシア(285A)が大幅高です。
メモリー価格の急騰がキオクシアの業績拡大につながると見られています。本日はSMBC日興証券がキオクシアの目標株価(4800円→16400円)とレーティング(2→1)を引き上げました。
日興では、キオクシアの営業利益を26年3月期5100億円(従来3437億円)、27年3月期1兆3900億円(同5100億円)に修正しました。SSD需要の急拡大や価格上昇がアップサイドカタリストになるとしています。
メモリー価格の上昇がPCやスマホの価格上昇・需要に与える影響は意識しなければなりませんが、法人間取引に関連する企業においては「価格上昇→粗利益増加」が前向きな株価材料になると考えます。26年の企業業績を見るうえで重要なファクターです。
7日の東京市場では、第一稀元素化学工業(4082)、東洋エンジ(6330)、三井海洋開発(6269)など「レアアース関連株」が上昇しました。中国の対日輸出規制が大きな話題です。仮にレアアースの対日輸出が規制されれば、日本の生産面に悪影響を与えます。レアアース確保は日本の重要課題です。
日本の場合、海底からレアアースを取り出す政策が株式市場では重要テーマです。折に触れ、放送内容でも触れていますが、自律型無人探査機(AUV)が強力な株価テーマです。
自律型無人探査機(AUV:Autonomous Underwater Vehicle)は、人間の遠隔操作を必要とせず、自律的に水中を航行し、状況を判断してミッションを遂行できるロボットシステムです。水中ドローンとも呼ばれます。
関連企業は随時紹介していきます。息の長い株式テーマです。











