鎌田記者がきょうの株式市場を約10分で解説「きょうカブ!」ポッドキャスト配信中
「TOPIX、初めての3500P乗せ」
「インフレヘッジで日本株買い――エネルギー、金属資源、不動産が高い」
「米国のベネズエラ油断開発で日本企業にもメリット...」
1月6日の日本株は続伸しました。TOPIXは連日の史上最高値更新、初めての3500P乗せとなりました。
後場寄り付き直後の段階では、プライム市場上場銘柄の約8割が上昇しています。幅広く買われ、本日はTOPIXが日経平均を上回るパフォーマンスです。
業種別株価指数では、石油、不動産、証券、銀行、保険、鉱業等がより強くなっています。前日の米国市場と同様にエネルギー関連株・金融株が全体のけん引役です。
米国がベネズエラを攻撃した結果、米国企業がベネズエラの原油開発ビジネスに展開すると、取引関係のある日本企業にもメリットが発生するとみられています。総合商社の株価も強いですね。
本日は鉄鋼株の動きはあまりよくありませんが、米国エネルギー関連企業が本当にベネズエラ油田開発に進むのならば、日本製鉄あたりの仕事量も増加してきます。ずいぶん昔の話ですが、エネルギープラントに使われるシームレスパイプを得意としていた会社が旧住友金属でした。
不動産株の上昇も注目点です。三井不動産、三菱地所の上昇率が高くなりました。長期金利上昇は、不動産会社の支払利息増加につながりますが、現在のところ、不動産市況上昇のメリットの方が支払利息増加のデメリットよりも圧倒的に大きいとみられているようです。何度も書いていますが、不動産株がどこで急落するか、それが「株価と金利の友好関係の変調」を示すサインでしょう。そのサインは全くありません。
金・銀・銅価格の上昇を受け、住友金属鉱山、三菱マテリアルなどの金属資源関連株も大幅高となりました。エネルギー関連株、金属資源関連株、土地関連株(不動産株)の上昇は、投資家がインフレに強い資産を求めていることを示します。
人々が株式を何故買うか、主な理由として「インフレヘッジ」があります。インフレが進む中では現預金の価値は目減りします。保有している金融資産の価値低下を防ぐために株式を買う、その目的を考慮すると「インフレに強い株」が相対的に強くなる展開が考えられます。
NISA口座で買う株としては、インフレ対抗関連株が重要テーマになります。そのあたりは、本日の「ザ・マネー」のホームページに資料を掲載してありますので、是非、お読みください。











