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鎌田記者がきょうの株式市場を約10分で解説「きょうカブ!」ポッドキャスト配信中

「半導体洗浄装置→純水製造装置」

「メモリー価格上昇→半導体商社の利益増加期待」

「高配当利回り銘柄→配当増加期待銘柄」

 

12月25日の東京株式市場は小動きとなりました。クリスマス休暇中はグローバル投資家の売買が低水準なので、全体の動きは乏しいですね。

 

昨日は、半導体ウエハー洗浄装置メーカーのSCREENHD(7735)が10%高となりました。11月からウエハー洗浄装置の引き合いが強くなったことで、有力アナリストがSCREENの業績動向・目標株価を大幅に引き上げました。

 

半導体ウエハーの洗浄にはたくさんの純水が必要になります。ウエハー洗浄装置の需要が増えれば、当然、純水製造装置の需要も増えます。本日はそうした観点から、純水製造装置メーカーの野村マイクロ(6254)が大幅高となっています。

 

純水装置メーカーにはオルガノ(6368)や栗田工業(6370)もあります。半導体製造過程で薬液やガスの制御機器を供給するCKD(6407)も上げています。

 

マイクロンの驚愕の業績見通しを受けてメモリー価格上昇が認識されました。メモリーメーカーのキオクシア(285A)は引き続き大商いです。メモリー価格上昇は半導体商社にも粗利益増加のメリットが生じるとみられます。その観点から、半導体商社のトーメンデバイス(2737)が上昇しています。

 

              ☆

 

来週の29日月曜日売買分から26年のNISA口座の活用が可能になります。NISA口座には長期保有を目的とした株を入れる投資家も多いでしょう。当面、配当利回りの高い株については、NISA口座を活用した投資家の買いが入ると見られます。

 

ただ、26年1年間を見通した場合、企業の利益成長を重視する展開になると考えます。現在、日本国債10年債の利回りは2%を超えています。30年債利回りは3.377%、40年債利回りは3.548%あります。

 

確定利付き金融商品の利回りが上昇しています。そうなると、「配当利回りが高い株」の魅力は相対的に劣ってくると考えます。確定利付き商品への投資で2%を超えてくる成績が確保されるならば、わざわざ値動きのある株に投資しなくてもよいという投資家層は存在します。そうした投資家は株式から債券に投資対象をシフトさせる可能性があります。

 

従って「配当利回りが高い株」よりも「配当増加期待の大きい株」への投資が求められます。27年度以降の業績が拡大し、配当のさらなる増加期待を備えた株を探したいですね。

 

明日の早朝版は海外市場クリスマス休暇のため休載とします。

 

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