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鎌田記者がきょうの株式市場を約10分で解説「きょうカブ!」ポッドキャスト配信中


「証券株が上昇、家計の前向きな資金運用を反映」

TOPIX、3年間累計で8割上昇」

「株式保有か否かで資金運用に大きな差が生じる」

 

12月23日の東京株式市場では、値上がり銘柄数が高水準となり、TOPIXが上昇しました。

 

証券、その他金融、保険、銀行などの金融株が上昇しています。前引け段階でプライム市場における52週高値更新銘柄は128。そのうち22%弱にあたる28銘柄が銀行株でした。多くが地方銀行株ですが、メガバンクでも三井住友FGが1週間ぶりに高値を更新しています。

 

証券株の上昇は、日本人の資産運用への前向きな考え方を反映しています。TOPIXは本日の前引値(3424P)まで、昨年末と比べて22.9%上昇しました。TOPIXは、昨年1年間では17.6%、一昨年は年間25.0%上昇しています。

 

約3年間の累計でTOPIXは81%も上昇しています。「株式運用をしている家計」と「していない家計」では、資金運用面のパフォーマンスに大きな差が生じています。「我が家でも株式投資を進めた方が良いのではないか」と考える家計は増えるでしょう。その需要を取り込む期待は金融株を動かします。

 

ただ、「TOPIXが3年間累計8割上昇した事実」は、逆に新規投資への警戒要素として捉えておいた方が良いでしょう。3年で8割上昇したなら、その後1年で1割下落しても不思議ではありません。

 

今後1年間の株価動向、1年後の株価動向を予想するのはとても難しいことです。私は「10年後の株価」は今よりも上昇していると思います。世界の企業が世界の人々の生活を豊かにするために付加価値を提供するのですから、10年後の世界の企業の時価総額の相和は今よりも増えます。

 

そして世界で活躍する日本企業の時価総額も10年後には増えると思います。だから10年後の株価は上がっていると思います。だから日本人は株式を保有した方が得だと思っています。ただ、1年後の株価を予想するのは難しいので1年後の株価が上がっているかどうかはあくまでもわからない、と感じています。

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