鎌田記者がきょうの株式市場を10分で解説「きょうカブ!」ポッドキャスト配信中
「半導体関連株の売却資金、鉄道株、保険株、自動車株に流入」
「"集中から分散"――26年のテーマに」
12月15日の東京株式市場では、半導体関連の主力株が売られ、日経平均が下げました。
前週の米国市場では、決算を発表したオラクル、ブロードコムがともに大幅安となりました。この2銘柄の急落は、AI関連の主力株に対するセンチメント急低下を示す事象となります。ちなみに、オラクルの12日終値は決算発表前に比べて約15%下落、ブロードコムは同様に11%下落しました。
東京市場でも、ソフトバンクグループ、キオクシア、アドバンテストなどのAI関連の主力株に売りが膨らみました。
しかし、TOPIXは底堅い動きとなりました。TOPIXは一時取引時間中の史上最高値を更新しています。日経平均とTOPIXは全然違う動きです。
日経平均への影響度の大きい変動隊関連株が大きく下げているため、当然日経平均は下げます。しかし、半導体関連株を売却した資金が一気に市場の外に逃げるわけではなく、市場内にとどまって鉄道株、保険株、自動車株を買っているようです。市場全体において大きな資金流出をもたらしている訳ではないので、市場全体の時価総額に大きな変化はなく、TOPIXが底堅い構図です。
何度も書いていますが、2026年のテーマは「集中から分散」と考えます。一部のAI関連株への資金集中の危うさを意識した投資家が資金を分散させ、その受け皿になる銘柄のパフォーマンスが良くなる展開を考えます。











