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鎌田記者がきょうの株式市場を約10分で解説「きょうカブ!」ポッドキャスト配信中


「10年債入札、平均利回り1.872%」

「銀行株上昇、しかし三井不は4日で10%下落、金利上昇リスクを意識」

12月2日の東京株式市場では売り買い交錯となりました。前日に急上昇した10年債利回りは本日も高止まりです。本日実施された新発10年利付国債(第380回)の入札利回りは1.872%となりました。表面利率1.7%に対して募入平均価格は98円57銭でした。前日に急騰した10年債利回り水準がそのまま反映されました。

 

銀行株が上昇しています。午後1時10分現在のプライム市場における52週高値更新銘柄は61銘柄、そのうち20銘柄が銀行株です。長期金利の上昇は金融機関の貸出利息の増加につながります。

 

日銀は2日、10月の貸出金利を発表しました。国内銀行の貸出金利(新規とストックを合わせた総合)を以下に記載します。

7月   1.137

8月   1.140

9月   1.154

10月 1.159%(1年前の10月は1.073%)

 

貸出金利は毎月、じわじわと上昇しています。10月は前年同月比で0・09%P近く上昇しています。9月末の10年債の利回りは1.64%でした。約2カ月間で10年債利回りは0.23%も上昇しています。12月以降、銀行の貸出金利はさらに増加する見通しです。

 

一方、先週まで連日で高値を更新してきた大手不動産株(三井不、三菱地所、住友不)は上昇一服となっています。三井不動産の株価は26日高値1872.5円に対して本日安値1710円まで約1割も下げています。金利上昇が企業業績に与える影響などを意識しています。

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