鎌田記者がきょうの株式市場を約15分で解説「きょうカブ!」ポッドキャスト配信中
「半導体関連株高い」
「グーグルが巨大半導体メーカーになるのなら...」
11月27日の東京株式市場では、半導体関連株が重点的に買われました。
売買代金ランキング上位の常連銘柄であるSBG、アドバンテスト、東京エレクトロンが上昇して日経平均を押し上げました。また、プライム市場の上昇率ランキングにもレゾナック、キオクシア、芝浦メカトロニクス、日本マイクロニクス、テクセンド等の半導体材料や半導体製造装置のメーカーが多数入りました。
今週の半導体業界をめぐる話題としては、グーグル(アルファベット)の存在感の高まりがあります。グーグルはオーストラリアの銀行とのAI技術を原動力にしたクラウド契約の締結を発表、かつ自社製造のAI半導体の供給でMETAと商談を進めているとの報道もありました。
性能の高まったAIを活用してAI半導体を設計して、その半導体を活用してAIの性能を高める―――AIと半導体を両方供給する企業としてグーグルの存在感が高まり、時価総額も4兆ドルに接近しています。
もしもグーグルが巨大な半導体メーカーになるのならば、日本の半導体材料・半導体製造装置メーカーにとっては大口の顧客が増えることになります。NVDAだけでなく、グーグルやアマゾンにも取引先が広がるならば、日本の半導体関連企業の事業拡大につながります。本日の半導体関連株高には、そうした期待が効いています。
一方、上昇してきた銀行株について、取引時間半ばから利益確定売りが膨らみました。銀行株の伸び悩みを受けて、TOPIXの上昇率は鈍化しました。11月13日の史上最高値3389Pまで、あと7Pちょっとでした。
次回は12月2日火曜日の掲載となります。











