鎌田記者がきょうの株式市場を約20分で解説「きょうカブ!」ポッドキャスト配信中
「幅広く上昇、新高値銘柄200超」
「銀行株に高値続出、不動産株も強い、金利上昇と株高併存」
11月26日の日本株は上げました。幅広い業種で多くの株が上昇しました。午後2時20分現在、プライム市場における上昇銘柄の比率は86%です。
前日の米国市場では、NYダウ採用銘柄30銘柄のうち28銘柄が上昇していました。日米とも「幅広く上昇」です。一部の銘柄がインデックスを押し上げるのではなく、出遅れ株が幅広く買われ、その結果、高値更新銘柄数も増加しています。新高値銘柄数は、1週間前の19日に24でしたが、20日74、21日105、25日162となり、本日は200を超えてきました。
本日、財務省から40年債の入札が行われました。表面利率3.1%に対して発行価格90円40銭(額面100円)となりました。応募者利回りは3.555%となりました。
表面利率3.1%の40年国債に対して発行価格の推移を見ると、国債価格の下落が体感できます。今年の5月以降の40年債入札における発行価格(応募者利回り)の推移を以下に記載します。(いずれも表面利率は3.1%)
5月 99円20銭(3.135%)
7月 94円01銭(3.375%)
9月 95円60銭(3.300%)
11月 90円40銭(3.555%)
債券の現在価格を表現する場合は「利回り」で示すのが一般的ですが、価格を見ると、改めて債券価格下落が浮き彫りになります。
金利上昇を受けて、26日の株式市場では銀行株が上昇、新高値銘柄が続出しました。プライム市場上場の銀行株68社のうち、2時30分現在では40銘柄が52週高値を更新しています。
三井不、三菱地所等の大手不動産株も連日の高値更新です。通常、金利上昇は不動産会社の業績にとってはマイナス要因ですが、不動産株の強い動きが続いています。金利上昇に打ち勝つ資産価格の上昇への信頼感が強いからこそ、不動産株が強いのでしょう。金利上昇と株高が併存します。株高だから金利上昇との考え方も可能でしょう。
来年も「株高・金利高」が同時に進む展開となれば、世界景気は強いということになるのでしょう。どこかで不動産株が急落する場面があれば、それが資産価格上昇トレンド変調のシグナルとなります。
鎌田伸一は12月6日土曜日に大阪で開催されるセミナーに参加します。第一生命経済研究所の永濱利廣さん、鈴木一之さん、松尾英里子さんとご一緒に来年の株式市場の展望について語り合います。ご興味のある方は以下からお申し込みください。
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