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「日経平均下落、しかしプライム市場時価総額に変化なし」

「半導体関連株売却資金、市場内にとどまって他銘柄を買う」

「値上がり銘柄数、値下がり数を圧倒的に上回る」

 

11月21日の東京株式市場では、日経平均が下げる一方で、TOPIXは前日の終値水準で推移しました。

 

TOPIXの小動きは、プライム市場全体の時価総額に大きな変化はないことを示します。一方で、日経平均への影響度の大きい半導体関連株(SBG、アドバンテスト、東京エレクトロン)が大きく下げているので、日経平均は明確な下落です。

 

前日の東京市場では「決算発表のNVDAが上昇、AI関連株上昇」の絵を描いて上昇しました。しかし、20日の米国市場でNVDAは5%高で始まったものの、終値は3%安となりました。これでは、前日に上昇した半導体関連株の上昇要因が消失してしまったことになりますので、当然、本日の東京市場では半導体関連株が売られました。

 

しかし、「TOPIX小動き=プライム市場時価総額不変」は収穫です。半導体関連株を売却した資金はプライム市場の中にとどまり、他の銘柄を買ったことになります。市場から逃げ出さずに他の銘柄を買ったので時価総額には大きな変化はない、これは収穫です。

 

日本株全体が嫌われた訳ではなく、半導体関連株や大型グロース株に傾き過ぎた資金が他の銘柄に再配分された、このような動きです。だからこそ値上がり銘柄数が値下がりを圧倒的に上回っています。午後2時37分現在、値上がり銘柄数1234、値下がりは347でした。

 

今週の「NVDA決算好調→NVDA上昇期待→世界株上昇→NVDA伸び悩み→NVDA下落転換→世界株下落」のサイクルを見て「これではいけない」と感じた投資家も多く存在したと思います。

 

お金は大切です。大事な運用資産を「一企業の株価動向が日経平均やナスダック指数を大きく動かすような流れ」に任せていてはいけない――このような考えのもと、事業内容と比較して割安な企業の株を愚直に探す、そんな基本に立ち返る姿勢が有効です。

 

                ☆

 

鎌田伸一は12月6日に大阪で開催されるセミナーに参加します。第一生命経済研究所の永濱利廣さん(高市内閣にて経済財政諮問会議の民間議員に就きました)、おなじみ鈴木一之さんとご一緒します。来年のマーケットについて、永濱さんや鈴木さんと語り合いたいと思います。ご興味のある方は、是非、以下の豊トラスティ証券のサイトからお申し込みください。

 

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