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鎌田記者がきょうの株式市場を約10分で解説「きょうカブ!」ポッドキャスト配信中


「日本株安、中国からのインバウンド減少を警戒」

「ファストリ、三越伊勢丹、良品計画が安い」

「国内長期金利、1.72%台に上昇、三井住友FGは新高値」

 

11月17日の東京株式市場は、総じて軟調な展開となりました。

 

売買代金上位の半導体関連株については高い銘柄も多々ありました。前週末金曜日にストップ安(3000円安)となったキオクシア(285A)が一転して大幅高となりました。半導体関連株については、日本時間20日朝6時にNVDAが決算を発表します。NVDAはボラティリティが高く、かつマーケット全般への影響の大きい銘柄です。NVDAの決算発表前には、偏ったポジションは持ちにくくなりそうです。

 

先週金曜日の引け後、メガバンク3社が決算を発表しました。その中で動きの良かった株が三井住友FGです。

 

三井住友FGは14日、26年3月期の最終利益を従来の1兆3000億円に対して1兆5000億円(+10%)に引き上げました。1株利益は390円です。年間配当金は157円(従来136円)に引き上げました。

 

三井住友FGは高値更新、本日4500円に乗せてきました。2006年の史上最高値は現在の発行株数に換算すると4633円になるそうです。三菱UFJに続いて30年来の高値更新となるか、注目されます。

 

国内10年債利回りは1.72%台に上昇してきました。債券価格の安値を試す展開が活発です。株価が史上最高値圏に位置する中での金利上昇ですので、積極財政が景気を良くするとの観点からの良い金利上昇と捉えられます。しかし、足元の金利上昇はやや投機的で急ピッチなので、財政規律への不安を材料として織り込んでいる面もあります。本当に良い金利上昇ならば、もう少し日本円が買われてもよいはずですが、円は全然強くなりません。金利上昇下での通貨安が進むならば、警戒を要します。

 

日中関係の悪化は本日の日本株動向に強く反映されています。中国人観光客の減少によるデメリットを受ける企業、具体的にはファーストリテイリング、三越伊勢丹、良品計画、資生堂などが安くなりました。業種別株価指数では空運株の下落率が大きくなりました。

 

中国国内の製造業が日本製部品を避けるような動きにまで波及すると、問題は大きくなります。

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