鎌田記者がきょうの株式市場を約10分で解説「きょうカブ!」ポッドキャスト配信中
「日本株下落、今週は2回もナスダック指数2%前後下落」
「米国で雇用悪化データ顕在化、利下げ期待は株高につながらず...」
11月7日の日本株は下げました。米国株安を受けて日本株下落です。今週のナスダック指数は4日、6日と2回も2%前後の下落率を記録しています。上昇をけん引してきた半導体関連株・AI関連株への売り圧力が意識されます。東京市場でも主力株に売りが膨らみました。
「雇用悪化」で株価が下げている点も警戒されます。4日は米国チャレンジャー社発表の「10月の企業による人員削減計画数」が15万人台となり、前年同期比、前月比との比較でともに3倍弱の水準となりました。10月の人員削減数としては2003年以来、23年ぶりの高水準です。雇用悪化を示すデータです。
9月までの米国株式市場では、悪い経済指標を受けて「利下げ加速期待→株高」の解釈がされていましたが、6日の米国市場では悪い雇用データが株安をもたらしました。「利下げ加速」が株高材料としての賞味期限を過ぎたとすれば、けっこう大きな出来事になります。
利下げ加速が株高材料にならないならば、今後の株価は「26年以降の世界経済・企業収益」がより重要になります。金融相場がヤマ場を越えたならば、ある程度の株価調整を受け止める必要もあります。
日本企業の決算については、上方修正・増配が発表される企業も数多くあります。まだバリュエーションの低い株も多数存在します。日経平均には過度な期待は抱かず、個別株物色を徹底する局面と感じています。











