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鎌田記者がきょうの株式市場を約10分で解説「きょうカブ!」ポッドキャスト配信中


「幅広い銘柄が値上がり、集中から分散への移行か」

「半導体材料メーカー上昇、非鉄金属やガラス土石業種が強い」

 

11月4日の東京株式市場では、TOPIXの方が日経平均よりも相対的に強い動きとなっています。午後1時段階では、値上がり銘柄数が1066、値下がり銘柄数が515、だいたい2対1の割合で値上がり銘柄数が多くなっています。

 

先週末段階で騰落レシオ(25日間累計の値上がり銘柄数を値下がり銘柄数で割った数字)は99。日経平均が連日で史上最高値を更新している状況下、騰落レシオは100を割っています。投資資金が一部の日経平均採用銘柄や大型株に集中していることを示します。これが中小型株に分散する段階に入るか、大きな注目点です。

 

うまく集中から分散の段階に入れば「日経平均は上げ一服となる中で多くの銘柄が上げる」段階へと入ります。決算内容の質が良ければ、具体的には業績の上振れを実現するような企業が増えれば、買われる対象が増えるので、集中から分散への移行が進むことになります。

 

業種別株価指数では、非鉄金属、ガラス土石の上昇率が高くなっています。非鉄金属では、業績上方修正の住友電工、日経で半導体基板用材料のAIN(窒化アルミセラミックス)の需要拡大が報じられた古河機械金属が大幅高です。

 

ガラス土石業種では、ヒーター、静電チャック、ハイセラムキャリア等の半導体材料を供給する日本ガイシが買われています。

 

半導体を作る過程で重要な素材を供給する企業の株価上昇です。AI開発過程で日本企業が重要な役割を果たしています。ここに現在の日本株高の根源的な理由があるのかもしれません。

 

日本ガイシのHPに自社の半導体材料についての記述があります。とても役に立つ内容だと思いますので、以下に掲載しておきます。

 

日本ガイシ(5333)の半導体関連材料

 

AINヒーター)(成膜過程で使われる)

AI向け半導体の需要が拡大し、微細化を実現するために、高電圧・高腐食性ガスといった環境下で動作するヒーターが求められる。当社製ヒーターは、厳しい環境下でも安定した性能を発揮できるため、AI市場の拡大に伴い、需要が増している。

 

AIN)とは窒化アルミニウムのこと。

 

(静電チャック)(エッチング家庭で使われる)

静電気力によりウエハーを固定する静電チャック。当社の静電チャックは、高パワーのプラズマが存在する厳しい環境下でも安定した保持力を維持できるため、メモリの大容量化に対応する微細化・多層化などの高集積化において、高精度なエッチングが可能となる。

 

(ハイセラムキャリア)(チップレットに使われる)

AI向け半導体で必要な演算ユニット・メモリなどを高密度・高性能な設計を実現するチップレット集積。当社のハイセラムキャリア®は反り耐性・透光性・耐薬品性という特性を持ち、多くのチップレット集積体を一度にパッケージングすることを可能とする。

 

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