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「ナスダック指数続伸、アマゾンが牽引」

10ISM製造業景況指数は48.7-0.4)、米中関税交渉進展で今後は改善か」

 

11月3日の米国株は。NYダウが反落する一方で、ナスダック指数は続伸しました。先週10月31日金曜日と合わせて以下に掲載します。

 

NYダウ

1031日 47,562.87ドル(+40.75ドル)

113   47,336.68ドル(-226.19ドル)

 

ナスダック指数

1031日 23,724.96P+143.82P

113日  23,834.72P(+109.77P

 

アマゾン株の大幅上昇がナスダック指数を牽引しています。決算発表の後、アマゾンは大きく上昇しました。

 

アマゾンの株価

31日  242.22ドル(+19.36ドル)

3日  254.00ドル(+9.78ドル)

 

アマゾンは7-9月期のAWS事業の売上高が2割増加しました。自社開発のAIチップが前四半期比2.5倍増となり、数十億ドルの事業規模になったことも好感されています。

 

 

             ☆

 

ISMは3日、10月の製造業景況指数を発表しました。PMIは前月比0.4P低下の48.7となりました。

 

10ISM製造業景況指数

PMI   48.7-0.4

新規受注 49.4+0.5

生産   48.2-2.8

雇用   46.0+0.7

価格   58.0 -3.9

 

価格指数は引き続き高水準ですが、前月比では大幅低下となり、60を下回ってきました。関税影響による企業間取引価格の上昇一服を示唆するデータとして注目されます。

 

アンケートに対する企業側のコメントを抜粋して掲載します。

 

「世界経済の不透明感や関税情勢により、顧客が注文をキャンセル・削減している。そのため事業環境は引き続き厳しい」(化学製品)

 

「完成品の国内需要減により、生産ペースが鈍化した。原材料在庫が増加している」(石油・石炭製品)

 

「事業環境は極めて厳しい。資金繰りが逼迫し、地政学的変化が不確実性・リスク要因を増幅した。医療分野でさえ圧迫感を感じる」(その他製造業)

 

「自動車OEM部門と産業部門の売上は引き続き予想を下回る。航空宇宙部門と自動車アフターマーケット部門のみが予算をわずかに上回った。予想を下回る売上は3ヶ月連続だ。今年度残りの見通しも改善の兆しがない。売上高は2024年比でわずかに減少する」(金属加工製品)

 

「関税は引き続き大きな影響を与えている。輸入製品は米国では容易に製造できないため、国内回帰の試みは失敗に終わった。全体的に価格が上昇し、一部は大幅に値上がりしている。激しい価格変動に対応し、コストは可能な限り顧客に転嫁する」 (機械)

 

商用車市場は、顧客が車両購入を先送りし続けるため低迷が続いている。価格と輸送需要の不確実性が依然として続く。米国の通商政策と、中国による希土類や半導体の輸出規制、海上貨物輸送業者への制限といった報復措置が、供給ラインに大きなストレスを与えている」(輸送用機器)

 

「関税貿易戦争は農産物輸出市場に悪影響を与え、需要と価格を押し下げた。これは農家の収益を圧迫し、新規設備投資の可能性を低下させている」 (機械)

 

「関税情勢の不透明性は、将来の価格・コストに混乱と不確実性をもたらしている。しかし関税が課されても、多くの場合、輸入コストは米国国内調達よりも依然として魅力的だ。国内生産に必要な生産設備への関税が課題となり、生産能力拡大の正当化が困難になっている」(コンピュータ・電子製品)

 

「天候改善と価格全体の下落圧力により、一部商品市場の変動性は幾分緩和された。関税は日常業務と収益に継続的な影響を与えている。そのため、全般的に対応困難な状況が続いている」(食品・飲料・タバコ)

 

「関税脅威の懸念が生じている。ほとんどの部門で受注が減少し、2025年度の財務見通しを下方修正した」(化学製品部門)

 

上記のコメントを見ると、関税の脅威に対する企業の警戒感が強いことがわかります。先週の米中関税交渉の進展により、今後の企業心理が改善に向かう期待が生じています。

 

 

 

 

 

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