鎌田記者がきょうの株式市場を約10分で解説「きょうカブ!」ポッドキャスト配信中
「値下がり銘柄数多い、幅広い銘柄に利益確定売りが出る」
「"日本の80兆円、米国インフラに投資"――強力な株価材料に」
「発電インフラ、パイプライン、造船、LNG関連株...」
10月28日の東京株式市場は軟調な展開となりました。
前日の米国市場は半導体関連株中心に上昇し、ナスダック指数は1.8%上昇しました。最近は米国株を受けて日本株が動く、というよりも、日本株の動きが米国株の刺激になるケースが見られます。「日本株高受けて米国株上昇」でしょうか。日経平均5万円乗せが米国の半導体関連株の上昇を後押ししたようです。そのため27日の米国株高は日本株にとって新鮮な材料とはならず、本日は上昇一服の展開となりました。
昨日はプライム市場の約9割(1418銘柄)が上昇しましたが、本日は午後1時15分段階で約9割(1453銘柄)が下落していました。上昇銘柄に対して利益確定売りが広がりました。
日本株が史上最高値圏にあるのは事実ですので、日本株保有者の金融資産が史上最高水準にあるのも事実なのでしょう。高値警戒感を抱きながらも、前向きな行動を考える投資家は多いと考えられます。
今後も決算内容などを参考にした個別株物色の動きは活発になりそうです。「決算内容+有望株式テーマ」の株の動きが良くなりそうです。
本日、日本経済新聞でラトニック米商務長官のインタビュー記事が掲載されていました。非常に重要な記事です。日本の80兆円が米国インフラ投資に充てられます。このビジネス機会を得る企業は当然、株式市場で注目されます。
発電インフラ、パイプライン建設、造船、LNGの関連ビジネスを米国で展開する企業の注目度が増します。総合商社や海運、造船関連株などの関心が高まりますが、鉄鋼大手の日本製鉄がどんな評価を得るのか、注目されます。
各種インフラを作るためには鉄鋼が必要になります。USスチール買収を通じて日本製鉄が米国インフラ投資拡大のメリットを受けるとの見方は投資家が好むストーリーになるのでしょう。











