「値上がり銘柄数急増、TOPIX高い」
「金価格急落受け半導体関連株下落、"集中"から"分散期"に移行」
「東京で自動車株上昇、GM急騰を参考に」
10月22日の東京株式市場では、値上がり銘柄数が多くなり、TOPIXが上昇しています。午後2時20分現在では、値上がり銘柄数が1336、値下がりは233、値上がり銘柄は値下がりの6倍近くになります。
海外市場で金(ゴールド)相場が急落し、それが東京市場にも影響を与えました。金(ゴールド)価格上昇はお昼のワイドショーでも頻繁に取り上げられるなど、加熱傾向が鮮明です。実際の金価格を金価格連動ETFが大きく上回るパフォーマンスを見せた後、急落するなど、投機による歪が表面化していました。
金価格の急落は「短期間に上昇し過ぎた株」に利益確定売りを出す動機付けとなりました。急騰した金に売りが膨らんだのだから、急騰した株にもきっと売りが出る、という単純な発想です。上昇銘柄の代表であるソフトバンクグループには売りが先行しました。
そのような構図での下落ですので、IT関連素材や半導体の需要に問題が発生したわけではありません。投資家心理や需給の問題ならば、時間の経過が解決するだろうとの観点から、下がったところでは買いが入りました。
大きく上げた株を利食った資金は一気に市場の外に逃げるわけではなく、市場内にとどまって出遅れ株を買いました。だからTOPIXは堅調です。「集中」から「分散」となり、前日のように値上がり銘柄数が増加しました。本日の収穫でしょう。
業種別では自動車を軸に輸送用機器の株価指数の上昇率が高くなりました。21日の米国市場では、5割減益の決算を発表したGMの株価が14%の上昇となりました。悪い決算でも下がらなくなると、売りポジションを持っていた投資家は買い戻します。本日の東京市場の自動車株買いにも大きな影響を与えたようです。
米国ではGEエアロスペースやRTXコーポレーションなどの航空機・防衛関連株も決算を受けて上昇しました。本日の東京市場の防衛関連株人気につながりました。
次回は10月27日月曜日の掲載となります。











