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鎌田記者がきょうの株式市場を約10分で解説「きょうカブ!」ポッドキャスト配信中



「米国銀行の不良債権を意識して日本株安」

「米国長期金利・VIX指数を見極め」

「"中国関連株の代表ツガミ"上方修正発表し大幅高」

「今週はLVMHが急騰、日本でも化粧品関連株が高い」

 

10月17日の日本株は下げました。米国における銀行株下落、特に地方銀行株指数(331社で構成)が4.9%も下げたことを受けて、米国銀行の融資状況に対するマーケットの反応を見極めようとの動きが強まりました。

 

今回、商業用不動産ローンに投資するファンド向けの貸出金に対する損失を発表したザイオンズ・バンコーポレーションでは、融資先の虚偽表示を強調しています。あくまでも特殊な取引先の要因と解釈されますが、米国で金利が急低下(10年債利回りは1年ぶり低水準)、VIX指数が急上昇(今年5月以来の高値)している状況ですので、本日の東京市場でリスク回避の動きが強まるのは致し方ないでしょう。

 

本日の株式市場でも収穫はあります。工作機械メーカーのツガミ(6101)は16日午後1時、25年9月上半期の営業利益を従来の105億円に対して152億円(+53%)に上方修正しました。ツガミは利益の約9割を中国の工作機械事業が稼ぎ出す、中国関連株の代表株です。

 

そのツガミが上方修正を実施して本日の株価は大幅高、史上最高値を更新しています。中国の需要を取り込んだ企業がしっかりと評価される動きを示したのは収穫です。

 

今週は、マカオと香港で売上高が回復する決算を発表したLVMH(ルイヴィトン・モエヘネシー)がパリ市場で大幅高(14日に12%高)しました。本日の東京株式市場では資生堂、コーセー、ポーラオルビス等の化粧品関連株が上昇しています。中国関連株が強いですね。

 

中国の生産や消費動向を市場参加者が前向きに解釈しています。来週は20日に中国の主要経済指標が発表されます。いつもメディアによるの中国関連のニュースヘッドラインは「中国は住宅が厳しい、高齢化が厳しい」になるのですが、人口14億人の10分の1の消費をしっかり取り込めば、企業には収益成果が発生するのですから、日本企業にとっては重要な市場です。

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