お知らせ:

マーケットプレス

番組へのお便りはこちら

鎌田記者がきょうの株式市場を約10分で解説「きょうカブ!」ポッドキャスト配信中


「3連休前に利益確定売りが膨らむ」

「今週は日本株上昇だが、値下がり銘柄数の方が多い...」

 

10月10日の日本株は下げました。朝6時の日経平均先物夜間取引の終値は280円安でしたので、想定以上に下げ幅が広がりました。

 

今週は、月曜日に日経平均2175円高のロケットスタートを切りましたので、3連休前に利益確定売りが膨らんでも不思議ではありません。

 

気になるのは値下がり銘柄数の数が多い点です。午後2時30分現在、値上がり銘柄数126に対して値下がり銘柄数は1465です。プライム市場上場株の9割以上が下落しています。この時点では、今週5日間における値下がり銘柄数は値上がりを上回っています。(2時30分現在、5日間累計の値上がり銘柄数3880、値下がり銘柄数3953)

 

先週末と比べると、日経平均、TOPIXとも上昇しています。最高値圏で投資家心理は高まっているはずですが、1週間を通じて値下がり銘柄が値上がりよりも多い、ここが気になります。

 

1989年末に日経平均が当時の高値を付ける時、片倉や松竹など当時の日経平均採用品薄株がガンガン上がることで日経平均が上昇する中で、下落銘柄数の比率が高くなった経緯があります。

 

多くの投資家が多くの株を買う時には値上がり銘柄数の数が多くなり、多くの投資家の金融資産が増えます。騰落レシオ(25日)が150を超えた今年8月が、その時期にあたります。

 

しかし、今週は、日経平均はけっこう上がったけれども上がる銘柄数が少なくなりました。割安株が少なくなったので個別株を買う動きの勢いが鈍る。一方で、投機資金が指数上昇に寄与する銘柄を集中的に買う。上昇相場の爛熟期にはそんな現象が見られます。「今週は確かに日経平均は上昇したけれども、保有株は上昇しなかったな」と感じる投資家の方も少なくなかったと思います。

 

ただ、現在の日本株は、割高感は否めないとしてもバブル水準ではありません。9月締めの決算を受けて業績見通しを上方修正し、利益水準面から魅力の生じる株も登場してくるでしょう。

 

貿易統計や機械受注、日銀短観等の統計を活用し、業績面で下押しリスクが発生しにくい銘柄を選ぶ姿勢が有望です。来週のラジオ出演時にはそんな観点で話ができれば、と思っています。

 

来週の10月18日土曜日に東京駅近くで開催される株式セミナーに参加します。鈴木一之さん、永濱利廣さん(第一生命経済研究所)、松尾英里子さんとご一緒します。もし、ご参加をご希望の方は以下の豊トラスティ証券のホームページからお申し込みください。

 

https://www.yutaka-trusty.co.jp/market/seminar/20251018-tokyo/

 

 

お知らせ

お知らせ一覧