鎌田記者がきょうの株式市場を10分強で解説「きょうカブ!」ポッドキャスト配信中
「オラクルの株価下落、しかしSBGは下げない」
「フリーポートマクモランの銅供給減少、東京市場では銅市況関連株が大幅高」
9月25日の東京株式市場は、なかなか下げない展開が続いています。前日の東京市場ではソフトバンクグループ(SBG)が6%高となって日経平均を引っ張り上げました。SBGはオープンAI、オラクルと3社連名で「米国内にデータセンター5拠点を設立する」と発表し、大幅高となりました。しかし、米国市場では、連名で同案件を発表したオラクルの株価は1.7%下げました。
通常、このような場合は「連名で発表したオラクルは下げている。前日のソフトバンクグループの6%上昇は行き過ぎだった」として反省感が働いて売りが出るはずです。しかし、SBGの株価は底堅い。オラクルは下げているのにSBGは底堅い―――日本株を空売りした投資家が痛い目に遭う展開が続いています。
個別株を買う意欲は旺盛です。本日は住友金属鉱山、JX金属、三菱マテリアル等の銅価格上昇でメリットを受ける株が大幅高となりました。
米国の銅鉱山運営大手フリーポートマクモラン(FCX)は24日、インドネシアのグラスバーグ・ブロック・ケイブ鉱山(GBC)で発生した泥流事故に関する状況の最新情報を発表しました。
20日にPTフリーポート・インドネシア(PTFI)での事故発生時、約80万トンの湿潤物質が突如として鉱山内に流入したことで、一部鉱区における採掘作業は停止されています。
事故の影響によりFCXの7-9月期連結売上高は、銅が25年7月時点の推定値より約4%減、金が約6%減となる見込みです。
また、25年10-12月期と26年の生産量には影響が生じる可能性が高いとしています。事故前の操業率への回復は27年になる可能性があるとのことです。
この結果、PTFIの25年10-12月期の銅・金販売量はごく僅かとなる見込み(従来予測:銅4億4500万ポンド、金34万5000オンス)です。また、26年の生産量は事故前の予測値より約35%低くなる可能性がある(従来の2026年生産予測値は銅17億ポンド・金160万オンス)としています。
今後の銅の供給量が減少し、市況が上昇するとの観点から銅関連株が大幅上昇しました。材料の発生した銘柄を意欲的に買う展開です。











