「日本株上昇、最高値を更新」
「"来年の米国利下げは1回だけ"――来年末失業率4.4%(FOMC)」
「相場ステージは"利下げ加速"から"米国景気回復"に変わる」
9月18日の日本株は上げました。本日朝6時の日経平均先物夜間取引終値は20円安でした。FOMCの結果を受けた米国市場の動きを見て「本日の日経平均は横ばい」と見た投資家も多かったと思います。実際は、取引開始後に買いが優勢になる展開となり、日経平均は史上最高値を勢いよく更新しました。
FOMCメンバーによる米国GDP成長率予想の中央値は、25年1.6%(6月予想1.4%)、26年1.8%(同1.6%)に上方修正されました。一方で26年末の失業率は4.4%(4.5%)に修正されました。来年のGDP見通しが上方修正され、失業率は引き下げられました。
足元の米国雇用は強く警戒され、その結果、年内はさらに2回の利下げが予想されます。しかし、今回のFOMCメンバーの予想値を見ると、失業率は来年半ばから低下し、来年末の失業率は今年末を下回ります。
来年末の政策金利予想値を見ると、来年の利下げ回数は1回です。この通りになるのならば、現在、世界の株価上昇要因となっている「米国の利下げ加速」は今年に限った材料となります。来年の利下げが1回ならば、もう「利下げ加速」は材料になりにくく、むしろ「来年の米国景気回復」がどの程度になるか、そこが最も重要な判断材料になります。
「利下げ加速」が材料にならなくなるならば、世界株の上昇はいったん止まる可能性があります。そして来年の米国景気拡大が本格化するならば、利下げ停止、ドル高等の要素をマーケット材料として意識します。米国景気と日本景気・日本の企業業績との連関性の強さが本日の日本株高の要因と捉えれば、理屈に適います。
本日は半導体関連株をけん引役とした日本株上昇です。ただ、来年の米国の利上げが1回にとどまることを重視するならば、米国金利低下の限界・米国利下げ停止に伴う日本の利上げ環境整備を意識し、日本の金融株に着目するアイディアもあります。
日経平均45000円乗せを受けて鈴木一之さんと一緒にYouTubeの動画を撮りました。豊トラスティ証券のYouTube動画です。鈴木さんの「日経平均45000円時代における注目銘柄」なども入っていますので、是非ご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=oNyRAjNU3qw











