「銀行株指数が1か月ぶりに昨年来高値を更新」
3月18日の日本株は上げました。先週14日と今週17日の米国株式市場では、悪い経済指標が明らかになったにもかかわらず、株価が上昇しました。
具体的には、ミシガン大学3月消費者信頼感指数は、2か月連続の大幅低下、2月小売売上高は前期比0.2%増加と1月の1.2%減少に対して回復が鈍い、NY連銀の3月製造業景況指数は大幅低下となりました。
しかし、株価は上昇しました。今後の景気悪化を警戒して2月下旬以降の株価が下げ、実際によくない経済指標が明らかになったけれども、新鮮味の薄い悪材料のため一段安にならず、一段安にならないために買戻しが活発化する展開です。悪材料が出ても下落しなかった場合、ショートポジションを持つ投資家はポジションを減らすのでしょう。
米国株の買戻しが為替相場のドルの買戻しを誘い、ドルの買戻しが日本株の買戻しにつながり、日本株のパフォーマンスも良くなっています。
日経平均は昨年7月11日の42426円と比べると、まだ10%も下の水準です。しかし、「TOPIX銀行株指数」は本日、昨年来の高値を更新してきました。これまでの高値は2月19日の397.80Pでしたが、本日は400Pを上回り、約1か月ぶりの高値更新です。もしも銀行株に集中投資していたら、投資家の資産は昨年来、最も高い水準にあります。三菱UFJFGやコンコルディアFGなど、昨年来高値更新銘柄も増えています。こんな観点で見ると、マーケットの風景も変わってきます。
3月18日午後3時40分記













