「米国市況参考に半導体関連株、薬品株が安い」
「防衛省向け機械受注、7-9月期は前年同月比90%増加」
「建設業界向けクレーン、発電機の受注も増加」
11月18日の日本株は下げました。前週末の米国市場では、半導体関連株が下げました。決算を発表した半導体製造装置メーカーのアプライドマテリアルが9%の大幅安となったことを受けて半導体関連株が下げました。東京市場でも東京エレクトロンなどの半導体関連株に売りが優勢となり、指数の下落要因となりました。
医薬品関連株も下げました。次期トランプ政権において、製薬業界に批判的な人物が担当閣僚になることを受けて、米国市場では、アムジェン、ファイザー、メルクなどの医薬品株が下げました。東京市場でもその動きを反映しています。
三菱重工やIHIなど、人気の防衛関連株にも利益確定売りが膨らんでいます。しかし、防衛関連については、本日発表された「9月機械受注統計」において、受注好調を期待させるデータが明らかになりました。
防衛省向けの9月の機械受注額は4059億円(前年同月比+66%)でした。8月の2383億円(同3.2倍増)に続く、大幅な増加を記録しています。7-9月期の受注高は7142億円(+90%)でした。四半期毎の推移を以下に示します。
防衛省向け機械受注
1-3月期 1兆5750億円(2.5倍増)
4-6月期 1604億円(-23%)
7-9月期 7142億円(+90%)
防衛省向けの機械受注=防衛関連機器の受注が高い水準で推移しています。
その他、9月機械受注統計で注目されるデータを紹介します。クレーンなどの運搬機の受注が好調です
運搬機械の受注
7月 1147億円(+21%)
8月 1164億円(+31%)
9月 1506億円(+27%)
クレーンのメーカーには、加藤製作所やタダノなどがあります。
クレーンと同様に建設現場で活躍する製品に「発電機」があります。機械受注における発電機の受注も9月は好調でした。
発電機の受注
7月 86億円(-15%)
8月 135億円(+50%)
9月 119億円(+76%)
クレーンと発電機の受注改善を意識しながら「建設業界向け機械受注」のデータを確認しましょう。
建設業界向け機械受注
7月 478億円(-0.5%)
8月 471億円(+11.2%)
9月 584億円(+5.7%)
以上のデータを合わせますと「8月から9月にかけて建設業界向けにクレーンと発電機の受注が盛り上がってきている」との事実が浮かび上がります。
11月18日午後3時40分記











