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不動産株が上昇している。三井不動産(8801)や三菱地所(8802)、住友不動産(8830)といった大手をはじめ、ヒューリック(3303)やダイビル(8806)、テーオーシー(8841)、ゴールドクレスト(8871)、不動産ファンド運営のケネディクス(4321)など中堅の銘柄にも高くなるものが目立つ。
 とくに新規の材料が出たわけではないが、最近の不動産株はヘッジファンドを中心とした海外勢の売り注文に押されて下落してきており、値ごろ感が強まっていた。このため、きょうは全般相場の落ち着きも安心感を誘い、押し目買いや見直し買いが増加しているもよう。三井不は昨年の大納会(12月30日)に付けた昨年来高値3830円から昨日の直近安値2943円まで887円、率にして約30%も下落。菱地所の同期間での下落率も約27%と、この間の日経平均の下落率(12%)を大きく上回っていた。2月12日の直近高値1443円から昨日には1129円まで、この3週間あまりで約22%下落していたヒューリックも反発が目立っている。「不動産株は年初からの外国人売りの象徴的なセクターだったが、これらの銘柄群が下げ止まってくれば全般相場にも波及効果が見込める」という声が聞かれている。(H.K)

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