アシックス(7936)が約1カ月ぶりに上場来高値を更新しているほか、日本板硝子(5202)やDMG森精機(6141)、ダイキン工業(6367)、シマノ(7309)など欧州向け売上比率が高い銘柄に上昇するものが目立っている。
欧州では南欧諸国を中心とした債務危機が後退。なお不安要因は根強く残るものの、新興国からの資金回帰も鮮明化しており、一時高騰していたギリシャやスペイン、イタリアなどの国債利回りも危機以前の水準に戻りつつある。危機の鎮静化を背景に欧州の大手銀行の業績が改善するなど「欧州の経済情勢は着実に回復してきている」という声も多い。政情の混乱が懸念されていた旧ソ連・ウクライナで新欧米路線の政権が復活し、欧州連合(EU)や日米などが金融支援の検討に動き出したことも欧州関連銘柄への買い安心感を誘っている。「1ユーロ=140円を超える為替レートが続けば各社の14年度の収益押し上げ要因になる」と期待する向きも少なくないようだ。欧州系投資マネーの流入を指摘する声もある。(H.K)
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