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「26日の東京市場、半導体製造装置メーカーが売られる」

「日本のキャッシュリッチ企業、株価上昇目立つ」

「小森コーポが連日の新高値、今週は大日本印刷が急騰」

 

 

 

1月26日の日本株は、午前中は前日比プラスの場面が目立ちましたが、後半はマイナス推移でした。ラム・リサーチ、テラダインなど、米国の半導体製造装置メーカーが25日の米国市場通常取引終了後に決算を発表し、時間外取引で株価が下げました。26日の米国市場では、半導体関連株に売りが出るとの見方から、東京市場では半導体製造装置メーカーの株価が安くなりました。

 

 

今後、決算内容を重視した個別株物色の動きが盛んになるでしょう。東京市場では、キャッシュリッチ企業の株価がじわじわ強くなっていることを今日はお伝えします。

 

 

印刷機械メーカーの小森コーポレーション(6349)が連日の高値更新です。紙幣印刷機などを世界に供給しています。財務内容良好な低PBR銘柄と位置付けられます。

 

 

小森コーポの2022年3月期末のバランスシートの左側(資産の部)を見てみます。

 

 

小森コーポレーションの資産(2022年3月末)

現預金   482億円

有価証券  156億円

投資有価証券 93億円

 

 

一方で、バランスシート右側の負債の部の有利子負債を見てみましょう。

 

短期借入金   8億円

社債    100億円

長期借入金   3億円

 

 

有利子負債110億円に対して、約730億円の現預金・有価証券類を保有していることがわかります。

 

 

小森コーポレーションの現在の時価総額は約500億円です。新高値ですが、時価総額は、有利子負債を差し引いた金融資産の価値を下回ります。こうした株がじわじわと高値を更新しているのが、日本株の一面でもあります。

 

 

ファンドの株式保有が明らかになった大日本印刷(7912)が25日、14.8%の上昇率を記録しました。

 

 

大日本印刷の現預金・有価証券・投資有価証券の合計保有額は7155億円(22年3月末)です。一方で有利子負債は1378億円です。昨日の株価は15%近く上昇しましたが、それでも時価総額は9700億円程度です。大日本印刷の株価は、昨年9月高値3085円に近い位置にあります。

 

 

大日本印刷の同業である凸版印刷(7911)も、同様に現預金・有価証券・投資有価証券の合計額を計算すると約9900億円(22年3月末)です。一方で有利子負債は2500億円程度です。凸版印刷の時価総額は現在、7200億円程度です。

 

 

小森コーポや大日本印刷の株価の強調を見ると、日本のキャッシュリッチ企業の株価の強さが実感されます。保有する現預金の使い道に対して、投資家の関心が高い状況なのでしょう。

 

 

1月26日午後3時10分記

 

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