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「30日の米国株は続落」

「JOLT求人件数が増加」

「コンファレンスボード消費者信頼感指数が上昇」

「ケースシラー住宅価格指数の伸び鈍化」

 

 

 

30日火曜日の米国株は下げました。下落率は、ニューヨークダウ、ナスダック指数とも1%前後でした。

 

 

今週は、米国の労働関連の指標の内容が注目されています。30日には労働省から7月のJOLT(Job Openings and Labor Turnover Survey・求人労働異動調査)が発表されました。労働者の求人動向や採用動向を見る上で注目されるデータです。

 

 

7月の求人件数は1123万人となりました。時系列的に示しましょう。(単位 万人)

 

求人件数の推移

3月1185万人

4月1168万人

5月1130万人

6月1104万人

7月1123万人

 

 

求人件数は、4月、5月、6月と3か月連続で減少してきましたが、7月は増加しました。求人件数の増加は景気の強さを示します。

 

 

一方で、採用人数は638万人となりました。こちらも時系列で示します。

 

採用人数の推移

3月  664万人

4月  652万人

5月  650万人

6月  645万人

7月  638万人

 

採用人数は減少が続いています。企業の求人意欲に対して採用が進んでいない状況を示します。

 

 

離職者のデータも見てみましょう。

 

離職者の推移

3月 624万人

4月 596万人

5月 601万人

6月 600万人

7月 592万人

 

離職者は減少しています。賃金の高い職場に積極的に異動していこうとの動きが一服したと読めるのかもしれません。

 

 

コンファレンスボードは30日、8月の消費者信頼感指数を発表しました。

 

コンファレンスボード消費者信頼感指数(前月比)

総合指数  103.2(+7.9)

現状指数  145.4(+5.7)

期待指数   75.1(+9.5)

 

 

消費者信頼感指数は上昇しました。特に期待指数の上昇が急角度になっています。期待指数は前月の7月に9年ぶりの低水準となっていました。大底から急騰した構図となります。ガソリン価格の低下を受けて、消費者の将来に対する過度な悲観が後退していることを裏付けるデータです。

 

 

JOLTの求人件数や消費者信頼感指数は、経済の強さを示すデータとなりました。経済の強さを示すデータを受けて、米国株価は続落しました。今の株式市場は、強めの経済指標を見ると、FRBの金融引き締め期間が長期化するとの見方につながり、株安をもたらしたようです。

 

 

ただ、CMEのFEDWATCHによると、9月FOMCにおける0.75%の利上げ確率は30日に68.5%となり、前日の75.0%から低下しています。0.75%利上げ確率が急上昇したわけではありません。

 

 

ちなみに、そのFEDWATCHによる11月FOMCの政策金利動向も見てみましょう。11月FOMC時点での政策金利の確率は、「現状(2.25%~2.5%)よりも1%引き上げ」が29.2%、1.25%引き上げが65,8%、1.5%引き上げが5.0%となっています。

 

 

総合すると、9月に0.75%の利上げが実施され、かつ11月にも0.5%利上げされ、今後2回のFOMCで合計1.25%の利上げが実施されるとの見方が約3分の2の確率にです。

 

 

9月FOMCでは、メンバーの金利見通しが公表されますが、このマーケットの予想に沿ったものになるのかどうか、そこが大きな注目点となります。

 

 

米国10年債利回りは3.06%~3.15%のレンジ内の動きでした。

 

 

              ☆

 

 

30日に発表された6月のS&Pケースシラー住宅価格指数は前月比で0.41%上昇、前年同月比では18.6%の上昇となりました。

 

 

5月は前月比1.5%上昇、前年同月比で20.5%上昇でしたので、6月の上昇率は鈍化しました。

 

 

 

   

 

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