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「16日はNYダウ上昇、ナスダック指数は小幅安」

「ウォルマート、ホームデポが決算発表」

「ウォルマートがダウ採用銘柄で上昇率トップ」

「ホームデポは上昇率2位」

「原油価格、一時85ドル台まで下落」

 

 

 

16日の米国株式市場ではニューヨークダウが上昇する一方で、ナスダック指数は下げました。ニューヨークダウの上昇率は約0.7%、ナスダック指数の下落率は約0.2%でした。

 

 

ニューヨークダウ構成銘柄で上昇率トップはウォルマート、2位はホームデポでした。両銘柄とも、16日に7月締めの決算を発表し、その内容を受けて株価が大幅に上昇しました。決算を発表したこの2銘柄の上昇がニューヨークダウを牽引しました。

 

 

両社の株価と決算内容を見てみましょう。まず、ウォルマートです。

 

ウォルマートの株価(16日)

139.37ドル(+6.77ドル、+5.11%)

 

 

ウォルマートは7月25日に2023年1月期の業績見通しを下方修正したことで、株価が大幅に下げたことで知られています。下方修正翌日の7月26日の株価は10ドル安の121ドルでした。昨日16日の株価は140ドルまで上昇しています。

 

 

ウォルマートの5-7月期決算

売上高  1529億ドル(+8.4%)

営業利益   69億ドル(-6.7%)

 

 

増収ですが、仕入れ価格・原材料の上昇により増収減益となりました。株価は、利益面が予想ほど落ちていないとの観点から上昇したと解説されています。

 

 

米メディア報道によると、ウォルマートの決算担当幹部は「消費者は高額なモノを買う代わりにツナや豆などの廉価のモノを買う傾向にある。買う量も少なくして、お金を節約する傾向にある」との趣旨の話をしているとのことでした。

 

 

ウォルマートの株価上昇については「米国の消費が節約志向を高める中で、その節約需要を取り込む企業」として、ウォルマートが評価されたとの考え方も可能でしょう。

 

 

7月25日に下方修正を発表して株価大幅安となった企業が、8月16日の決算発表を受けて大きく上昇する、しかも下方修正前の株価を大幅に上回っている、これは事実です。その現象面については、決算内容面で説明するよりも、投資環境面から説明する方が理に適っていると考えます。

 

 

                ☆

 

 

ホームデポの株価(16日)

327.38ドル(+12.77ドル、+4.06%)

 

 

ホームデポの5-7月期

売上高  437億ドル(+6.5%)

営業利益  72億ドル(+8.6%)

 

 

ホームデポは増収増益決算です。今年度2023年1月期の既存店増収率見通しについては、5月時点で予想した3.0%を据え置きました。株価は、決算内容・見通しに安心して大幅高となりました。

 

 

しかし、住宅についての事業環境は厳しい状況が予想されます。以下は、16日に発表された新設住宅着工件数、許可件数です・

 

 

7月

住宅着工件数   144万6000件(前年同月比-8.1%)

着工許可件数   167万4000件(前年同月比+1.1%)

 

 

住宅着工件数の144万件は、この1年間で最も少ない件数です。

 

 

16日の米国市場では、10年債、2年債とも金利が上昇しました。ただ、原油価格は下落して、一時85ドル台まで下げています。

 

 

 

 

 

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