お知らせ:

マーケットプレス

番組へのお便りはこちら

 

 

 

 

おはようございます。岡崎さん、鈴木さんとご一緒に、BS12のテレビ番組「マーケット・アナライズ・プラス」で企業業績と株価について、議論しています。以下のYouTubeで見ることができます。是非、ご覧ください。

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=7ZhGie8iLI0

 

 

「15日の米国株は上昇」

「8月のNY連銀製造業景況指数、極端な落ち込み」

「受注、出荷が急減」

「サプライチェーン改善」

「金融政策の転換を期待して株価は上昇」

 

 

 

15日の米国株は上昇しました。上昇率は、ニューヨークダウが0.4%、ナスダック総合指数が0.6%でした。

 

 

経済指標の悪化が金融引き締めペースの緩和の期待を呼び、株価の支援材料になる展開が続いています。

 

 

15日には、ニューヨーク連銀が8月の製造業景況調査の結果を発表しました。景況指数は「-31.3」となり、7月の「+11.1」に対して、急激に低下しました。これは、景気が「良い」と答えた企業が12.2%(7月33.6%)、「悪い」と答えた企業が43.6%(同22.6%)となった結果、算出された指数です。

 

 

1か月間の間に、ニューヨーク地域の製造業の景況は極端に悪化しました。新規受注が「-29.6」(7月比-35.8)、出荷が「-24.1」(同-49.4)となりました。仕事が減少して工場の稼働が急激に落ちたことを示します。

 

 

仕事量の減少は、企業業績の悪化をもたらしますので、本来は株価の悪材料です。しかし、FRBの金融政策が材料の度合いとして大きくなっている現在の株式市場においては、金融政策の転換期待の観点から株価の支援材料として作用します。

 

 

ニューヨーク連銀製造業調査における「配達時間指数」は8月に「-0.9」(7月比-9.6)となりました。配達時間については「長くなっている」との回答18.2%に対して、「短くなっている」は19.1%となりました。

 

 

「短くなっている」の回答が上回って「配達時間指数」がマイナスとなったのは、およそ2年ぶりのことです。サプライチェーン混乱の終止符を示すデータと呼べるかもしれません。もっとも、供給の改善ではなく、需要の急減少がもたらしたサプライチェーンの混乱解消です。

 

 

価格指数も低下しました。支払価格は「+55.5」と前月比8.8Pの低下です。サプライチェーンの改善を受けて低下はしていますが、引き続き高い水準です。「低下はしているが引き続き高い」、「引き続き高いが低下している」――どちらの言い方をするかで印象は変わってきますが、出荷や受注の落ち方と比べると、価格の低下幅は小さく、物価の上昇は容易には止まらないとの不安はあります。

 

 

「仕事量は急減少したが、支払価格がなかなか下がらず、価格が高止まりしているので、FRBの金融政策はしつこく引き締め型が続く」は、株式市場にとっては、懸念すべきシナリオです。ただ、15日の米国株の上昇を見ると、その可能性は少ないと投資家は見ているようです。

 

 

6か月先の見方を示す「期待指数」は、景気指数が「+2.1」と7月の「-6.2」に対してプラスに浮上しました。新規受注が「+14.0」(前月比+14.0)、出荷「+18.7」(同+11.5)となりました。

 

 

足元が極端に落ちた結果、先行きは良くなると見る企業の比率が上昇しています。足元の景気が落ちた結果、物価が落ち着いて金融政策の引き締めも終了し、経済が回復するとのシナリオを期待して株価が上げています。

 

 

                ☆

 

 

15日の日本時間午前11時には、7月の中国の主要経済指標が発表されました。以下に注目データを示します。

 

 

中国 工業生産高(前年同月比)

4月  -2.9%

5月  +0.7%

6月  +3.9%

7月  +3.8%

 

 

中国の自動車生産台数(カッコ内は前年比伸び率)

2022年

1-2月  426万6000台(+11.1%)

3月    238万7000台(-4.9%)

4月    128万2000台(-43%)

5月    199万3000台(-4.8%)

6月    257万7000台(+26.8%)

7月    244万5000台(+31.5%)

 

 

中国の新エネルギー車生産台数(前年同月比)

1-2月  80万9000台(2.5倍)

3月    51万8000台(2.2倍)

4月    33万台    (+42%)

5月    50万台           (2倍)

6月    60万5000台(2.2倍)

7月    61万9000台(2.1倍)

 

 

自動車の生産状況については、6月と比べて7月の生産台数が減っています。しかし、年間3000万台ペースの月次生産ですので、失望する数字ではないと考えます。

 

 

 

中国 携帯電話生産高

4月  1億2693万台(-1.6%)

5月  1億2666万台(-4.6%)

6月  1億3612万台(-6.3%)

7月  1億2050万台(-7.2%)

 

 

スマホの生産は厳しい状況が続きます。

 

 

中国 小売売上高

4月  2兆9483億人民元(-11.1%)

5月  3兆3547億人民元(-6.7%)

6月  3兆8742億人民元(+3.1%)

7月  3兆5870億人民元(+2.7%)

7月は外食店が1.5%減少。金銀宝石店は22.1%増収。

 

 

コロナウイルスの影響が7月の中国の消費に影響を与えている面があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お知らせ

お知らせ一覧